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選択・和歌山県議選

 和歌山県議選(定数42、14選挙区)で立候補予定者説明会に出席もしくは資料を取りに来た陣営は50余。現時点で選挙になることがはっきりしているのは日本共産党が候補者を擁立する4選挙区で、流動的ながら7割の選挙区が無投票の可能性があります。問われる選択は、大軍拡・大増税の自公政権とその補完勢力か、平和とくらしを守る日本共産党かです。 自民党和歌山県連は「和歌山県『自民党政策集』2022」で政策の第一に「日本国憲法の改正を目指します」として自衛隊の明記、緊急事態条項など4項目の条文イメージを提示。2019年には自民党県連、日本会議和歌山など4団体が1600人の集会を開きました。福島原発事故後、日本の全原発が停止した2012年5月には自民党県連と自民党県議は関西電力に原発再稼働を早期におこなうよう要請しました。憲法でも原発でも自共対決の様相です。 また、子ども医療費無料化の拡充や学校給食の無償化を拒否し続けた県政を支えてきた各党・会派が伸びるのか、高校卒業までの医療費ゼロ、学校給食費の負担ゼロ、子どもの国民健康保険の均等割ゼロの3つのゼロをかかげる日本共産党が前進するのかが問われています。日本共産党県議の質問に岸本周平知事は「予算のかしこいやりくりを前提に県よる市町村への補助や負担の手法をふくめて検討していく」と答弁。「3つのゼロ」をかかげる日本共産党の全員当選に期待が広がっています。 和歌山カジノは県議会で昨年否決されましたが、カジノそのものには賛成の県議も多く、県もIR推進室を地域プロジェクト対策室と名前を変えて温存。火種は残っています。カジノを許さない日本共産党の5人全員当選が求められています。 立候補状況 和歌山市区(定数15)で日本共産党は1議席増の2議席をめざし、ほか自民5(現有1減)、公明3(現有同)、維新3(現有2増)、国民1(現有同)、無所属3(現有同)、参政新人1の計18人が名乗りをあげています。 紀の川市区(定数3・欠員1)は、日本共産党1(現有同)、自民2(現有1増)、無所属新人1の立候補が予想されます。 御坊市区(定数1)は、日本共産党現職と自民元職による対決です。 西牟婁郡区(定数2)は、日本共産党1(現有同)、自民1(現有同)、自民推薦新人1です。  候補者名簿◇和歌山市区(定数15) おくむらのり子(71)=現 松坂みち子候補(66)=新◇紀の川市区(定数3) 杉山としお候補(72)=現◇御坊市区(定数1) くすもと文郎(68)=現◇西牟婁郡区(定数2) たかだよしかず(59)=現

衆院和歌山1区補選に、くにしげ秀明氏

 日本共産党和歌山県委員会は8日、県庁内で会見。党北部地区委員長の、くにしげ秀明氏(62)=新=が岸本周平衆院議員の知事転出に伴って実施される衆院和歌山1区補選(4月11日告示、23日投票)への出馬を表明しました。 くにしげ氏は、岸田自公政権がすすめる戦争国家づくりを批判。専守防衛を完全に投げ捨てる敵基地攻撃能力の保有が、自衛隊と米軍が融合する形で相手国の基地や政府中枢などを攻撃する全面戦争、先制攻撃に参加することになり、その結果、相手国の報復を招き、日本を焦土と化す危険があると指摘し、大軍拡・大増税の岸田政権に正面から対決する日本共産党の候補者として平和と国民生活を守るため全力をあげる決意を表明しました。 下角力県委員長は、ジェンダー平等や気候危機打開などを日本共産党の政策を紹介。補選に自民党や維新の会の候補者が名乗りをあげているもと、軍拡推進勢力と、くにしげ氏との対決であることを強調しました。  くにしげ氏の略歴 大阪市生まれ。和歌山大学卒。「しんぶん赤旗」和歌山県記者、2014年衆院選和歌山1区候補などを経て現在、党和歌山北部地区委員長・県常任委員。

杉山としお県議の必勝を

 日本共産党紀北地区委員会は4日、畑野君枝前衆議院議員を招き和歌山県紀の川市で日本共産党演説会を開きました。 畑野氏は、岸田政権の戦争準備を告発するとともに、日本共産党のアジアにおける平和構想を紹介。杉山としお県議(紀の川市区・定数3)と党県議団のコロナ検査の拡充やカジノストップなど、豊富な実績を報告し、自民党よる紀北地方の県会議席独占に風穴をあけた杉山議員を再び県政へと訴えました。 杉山県議は、「新しい戦前」と言われる中、自民党国会議員の元秘書が「自民党だけではだめだ。県議会には共産党が必要だ」と言って東京から支持を広げていることを紹介。学校給食の無償化、子どもの医療費の無料化を広げ、市町村を支援したいと決意し、再選を訴えました。 畑野氏は演説会終了後、支持者宅を訪問。入党の訴えに「親として大人として子どもに恥ずかしくないように」と入党を決意しました。

くすもと文郎県議の必勝を

 日本共産党日高郡市委員会と、くすもと文郎をはげます会は4日、宮本岳志衆院議員を招き日本共産党演説会を和歌山県御坊市で開きました。 くすもと県議と自民党元県議が一騎打ちの県議選御坊市区(定数1)では、元県議が事実無根の反共攻撃を掲載した「自由新報」を全戸に新聞折り込みするなど選挙を汚す行為や、同市が地元中の地元の二階俊博衆院議員が強力な引き締めをするなど激しい選挙戦が展開されています。 宮本氏は戦争国家への道を突き進む岸田政権を批判。「大軍拡・大増税ストップの日本共産党を大きく、くすもと県議を再び県政に」と訴えました。 くすもと県議はコロナ対策やカジノストップ、河川整備などの実績を報告し「どあっても、もう一回」と全力の支援を訴えました。 「私は小学校と中学校の子どもを持つ母親です。訴えたいのは給食費の無償化です」など会場からの発言が相次ぎ、必勝が訴えられました。

争点を追う・和歌山市議選

 和歌山市では、同市に計画されたカジノを中核とするIR(統合型リゾート)の中止、和泉山脈へのメガソーラー建設計画を3カ所不許可、18歳までの子ども医療費無料化、中学校全員給食など日本共産党と市民が協力すれば政治を前にすすめることができると実感された4年間でした。争点は日本共産党5人の全員当選です。 日本共産党和歌山市議団が議会で論陣を張り市民の強い要求の中で10年前に市は中学校給食の実施を約束しましたが、ふたを開ければ注文した生徒だけが業者弁当を食べるというデリバリー方式で、注文するのは生徒のうちわずか14%程度。県内で唯一、中学校給食を実施していない状況に対し党市議団と市民は「中学生全員に温かい給食を」と署名運動などにとりくみ、全員給食への扉を開きます。しかし市は今回も市民の願いに逆行。学校ごとにつくることで細かなアレルギー対応や、地元農産物の利用など食育の面でもすぐれている自校方式による実施をという市民の願いに反し、1カ所で8300食を調理・運搬するというセンター方式をすすめています。「よりよい中学校給食を考える会」(中嶋一雄代表)は10日、「自校方式の中学校給食を求める署名」2800人分を和歌山市に提出。運動は続いています。 党市議団はこの間、3つのゼロ(学校給食の負担ゼロ、高校卒業までの医療費負担ゼロ、国保の子ども負担ゼロ)をかかげ奮闘。昨年12月議会で、学校給食の無料化を求める党市議団の質問に尾花正啓市長は「県と連携しながら無償化を早期に実現したい」と答弁。また18歳までの子ども医療費の無料化も新年度予算に計上しました。 国や県いいなりにカジノ誘致をすすめ頓挫、災害でもないのに六十谷水管橋が崩落し大規模断水に混乱、新型コロナウイルス感染症では市独自の対策・支援をほとんど行わず、旧同和行政を終結できないなど問題山積みの尾花市政に市民の声を届け、実現する日本共産党5人の全員当選が期待されています。

穀田恵二衆院議員迎え日本共産党演説会・和歌山市

 日本共産党北部地区委員会は23日、穀田恵二衆院議員を迎え演説会を和歌山市で開きました。 穀田氏は、和歌山市へのカジノ誘致を止め、岸本周平知事に子ども医療費無料の拡充、学校給食無償化を公約させたことを示し「日本共産党の主張が県政を動かしている」と力説。JR西日本による和歌山市の駅トイレなどの撤去を国会で追及したことを紹介し、地方政治と国政を結びつける日本共産党の統一地方選必勝を訴えました。またタモリ氏が「新しい戦前」とのべるなど「多くの人が声を上げている」と強調。平和と暮らしを守る日本共産党躍進を訴えました。 おくむらのり子県議、松坂みち子同候補、森下さち子、南畑さち代、中村あさと、さかぐち多美子、井本ゆういち、の5和歌山市議、みの良和紀美野町議、はにや高夫同候補が決意表明しました。演説を聞いた市民(37)は「駅トイレなど普通だったことが普通じゃなくなっている。共産党がんばれ」と話しました。

コロナ5類移行は大きなマイナス・奥村のりこ県議

 和歌山県議会で日本共産党の奥村のりこ県議は22日、一般質問しました。 奥村県議は新型コロナウイルス感染症の5類移行を「大きなマイナス」と批判。第8波での救急搬送困難や介護施設の入所者が入院できない事態を示し、ただしました。志場紀之福祉保健部長は高齢者施設のクラスターについて「最重要課題」としました。 奥村県議は、免税業者を取引から排除するインボイス制度を批判し、国に導入中止を求めるよう要求。岸本周平知事は「消費税は国政の場で議論がされる」とのべ、中小企業に対し「県としてなにができるのか考えたい」としました。 奥村県議は、地震動による地盤の緩みが進行し、土砂災害が多発する山地流域に計画されている和歌山市園部の低圧発電所計画についてただし、生駒亨環境生活部長は「厳正に審査する」と答弁しました。 知事は統一教会に対し「県として関係は持たない」としました。

学校給食の無償化を・高田よしかず県議

 和歌山県議会で日本共産党の高田よしかず県議は21日、一般質問しました。 高田県議は、岸本周平知事が昨年実施の知事選で子ども医療費の拡充や学校給食の無償化をすすめると公約したことを示し、実施を求めました。知事は「予算のかしこいやりくりを前提に県よる市町村への補助や負担の手法をふくめて検討していく」としました。 高田県議は、政府の原発推進への方向転換により核廃棄物中間貯蔵施設について県民から心配の声があがっていることを紹介し、ただしました。知事は原発を「必要」とする一方、中間貯蔵施設について「受け入れる考えはない」と答えました。 知事は災害時の県独自の支援について「法適用区域外にも県独自の支援を考えている」と答弁。鉄道の路線維持の問題では日本共産党の提言「全国の鉄道網を維持・活性化し、未来に引き継ぐために」を示し、質問した高田県議に対し「同意する」とのべ、JRに「路線維持をはたらきかける」としました。

駅にトイレを

 穀田恵二衆院議員(秘書)、松坂みち子県議候補、森下さち子、井本ゆういち両和歌山市議は16日、トイレのない駅の問題などでJR西日本と交渉しました。 松坂氏らは、トイレやホームの屋根が撤去された布施屋、田井ノ瀬両駅で日本共産党が実施したアンケートで8割以上の人が「トイレが必要」「ある方がよい」、9割以上の人が「屋根が必要」「ある方がよい」と答えたことを紹介。布施屋駅では周辺住民が「トイレを借りに来られて困っている」と話し、ホームに屋根がなく待合も小さいため雨の日には傘をさして電車を待ち、ずぶ濡れのまま電車に乗り職場や学校に行く状況を示し、布施屋、田井ノ瀬、宮前、中之島各駅の改善を求めました。 JR担当者は「コスト削減の観点から設備の見直しをすすめている」と説明。森下市議が「まちづくりと公共交通を考える必要がある」と強調し、今後も話し合っていくことで合意しました。

争点を追う・県議選

 統一地方選県議選で子育て・医療が大きな争点として浮上してきています。県民の声を議会に届ける日本共産党の躍進がいよいよ求められています。 子どもの医療費無料化では和歌山県内の30市町村すべてが、就学前までの県制度に上乗せを実施。高校卒業までが19自治体(4月実施を含む)、中学校卒業までが11自治体で、県制度のように所得制限があるのは橋本市だけです。また学校給食の無償化は10自治体が実施し、5自治体が一部を補助しています。日本共産党県議団は子育てしやすい和歌山県にしてほしいという県民の願いにこたえ、子どもの医療費無料化の拡大や学校給食の無償化を求めてきましたが、県はかたくなに拒否。しかし昨年の知事選で空気が一変します。日本共産党の松坂みち子知事候補(現県議候補)が、高校卒業までの医療費ゼロ、学校給食費の負担ゼロ、子どもの国民健康保険の均等割ゼロの3つのゼロをかかげて奮闘するなか、当選した岸本周平知事も「小中学校の給食費や医療費の無料化について全県下で取り組みを進める」と公約。9日の日本共産党県議団と岸本知事との懇談でも「4年間のうちになんとかできないかと思っている」とのべました。県民の運動と、統一地方選県議選で1議席増をめざす日本共産党の躍進が実現へのカギを握る様相になっています。 新型コロナウイルス感染症が猛威をふるうなか日本共産党県議団は県に12次にわたり緊急申し入れを実施し、検査の拡大や充実、事業者支援の対象拡大などを実現しました。当初評価された「和歌山方式」は、第7波で入院が必要な患者も入院できない事態が続出。医療・保健体制の充実こそ求められるのに県は「和歌山県地域医療構想」のもと、これまでに病院ベッドを1000床以上削減し、さらに2000床以上減らそうとしています。日本共産党和歌山県議団は、医療資源の効率化・重点化を打ち出し医師不足がベッド削減に拍車をかける国の方針を告発。病院ベッドを減らすな、医師・看護師を増やせと訴えています。