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和歌山市議補選 中村氏及ばず

 9日投開票の和歌山市議補選で日本共産党は、前職が及びませんでした。当選は参政1、自民1、維新1の各候補でした。 議席新分野は次の通り。(カッコ内は告示前議席)◆和歌山市補3―6 中村 朝人47前 13100⑤▽共3(3)自7(6)維3(2)公8(8)立2(2)国1(1)参2(1)無11(11)欠1(4)欠員には自然失職を含む議席占有率7・89%(7・89%)(投票率37・02%)

迫る和歌山市議補選

 和歌山市議補選(8月2日告示、9日投票)で日本共産党の中村あさと前市議(47)が奮闘しています。 物価高騰が続く中、和歌山市は昨年、水道料金を17・8%値上げ、国保料は2年連続値上げ、一昨年に介護保険料を値上げ、国の物価高騰対応交付金を活用した市民への給付金は県内最低額など市民に冷たい市政が続いています。中村氏は、消費税の一律5%減税や資材の不足と値上げなどに苦しむ中小業者への支援を訴えるとともに、水道料金や国保料・介護保険料の引き下げ、教育費の保護者負担の軽減、保育所の待機児童ゼロ、学童保育拡充、奨学金返済への助成の拡充、バス路線の復活・増便、高齢者へのタクシー半額補助制度など提案。くらしを助ける市政実現に全力をあげる決意を表明しています。 選挙は定数3に中村氏のほか自民3、維新1、参政1など多数の立候補が予想される大激戦の様相です。

特定利用空港の指定撤回を

 軍事利用のための特定利用空港・港湾の指定について近畿で関西空港、伊丹空港、神戸空港、堺泉北港、姫路港が対象にあがっています。昨年4月に指定された南紀白浜空港について県民からは「イラン戦争を見ても特定利用空港が軍事目標になるのはあきらか。指定は撤回を」の声があがっています。 1988年4月、南紀白浜空港で頻繁に繰り返される連続離着陸訓練(タッチ・アンド・ゴー訓練)について日本共産党の野間友一衆院議員(当時)が国会で追及。同質問の1カ月後、和歌山県は今後自衛隊機の軍事訓練は認めないという内規を定めました。2004年、日本共産党の藤井健太郎県議(当時)の質問に木村良樹知事(当時)は「昭和六十三年に定めた内規により、自衛隊による防衛訓練のための利用につきましては認めてきておりません」と答弁しました。しかし特定利用空港指定により内規は廃止されました。 特定利用空港指定について岸本周平知事(当時)は昨年1月の会見で「自衛隊・海上保安庁とは普段から連携を取っているが、南海トラフ地震を見据え、さらに緊密に連携していきたい。武力攻撃事態を想定した空港利用でないことも県民に丁寧に説明したい」としました。同年6月県議会で日本共産党の奥村規子県議は「政府が有事とみなした際には同法(有事法制)に基づき軍事施設として利用される」「国家安全保障戦略に基づく訓練を日常的に行う施設は、相手国の攻撃対象とされる可能性が高くなる」と迫りました。宮崎泉知事は「県としては、災害訓練の実施を想定しているところですが、防衛に係る訓練利用の可能性がないとまでは言えません」とし同年10月、37年間軍事訓練がなかった同空港で航空自衛隊F15戦闘機がタッチ・アンド・ゴー訓練を実施しました。 日本共産党近畿ブロックは6月、政府交渉を実施。特定利用空港・港湾について国は「有事を見据えた取り組みである」と認め、「自衛隊は武器・弾薬を含む物資輸送や部隊展開のために必要な装備品や弾薬の積み下ろしには利用することがある」としました。安保NO!和歌山県民会議による県との交渉で日本共産党の高田よしかず前県議は「特定利用空港は防衛出動もあるし武力行使もあることを県民に知らせるべき。特定利用空港は攻撃目標になる」と指定撤回を要求しました。

クビアカツヤカミキリ農家支援で県交渉

 和歌山県の梅や桃に大被害を出している特定外来生物クビアカツヤカミキリの問題で奥村規子県議と日本共産党和歌山県委員会は16日、農家への支援について和歌山県と交渉しました。生産者や高田よしかず、くすもと文郎両前県議、松坂みち子県議候補らが出席しました。 申し入れ書を手渡した奥村県議らは同問題で政府交渉したことを紹介。被害木伐採後に木を植えた場合、新植・未収益期間への支援が受けられないという農家の声を交渉で訴え、新植・未収益期間支援が適用されると回答を得たことや、日本共産党の岩渕友参院議員の質問に農林水産局長が「苗木等の定植に要する経費、定植後の管理経費についても支援が可能」と答弁したことを示し、農家への周知を求めました。県担当者は、伐採・抜根と新植・未収益期間への支援が同時に使えることを確認しました。

かつらぎ町議選 東芝氏が無投票当選

 和歌山県かつらぎ町議選(定数13)が14日告示され、定数と同数の立候補で無投票となりました。日本共産党の東芝弘明氏(66)が10期目の当選をはたしました。同日、宮本岳志元衆院議員が応援に駆けつけました。 議会新分野は次の通り。(カッコないは前回との比較)▽共1(1)無12(12)、議席占有率7・69%(同)

コスモパーク加太にデーターセンター

 和歌山県最大の不良債権といわれたコスモパーク加太(和歌山市)に全国で環境悪化などの問題が多発し国による規制が求められている巨大データセンター(DC)が建設されようとしています。 コスモパーク加太とは、関西空港をつくるための埋め立て土砂を1988年から始まった本工事で採取、原価割れで売り渡し、その跡地に「未来都市コスモパーク加太を建設」(88年12月県民の友)と喧伝された土地です。当初、住友グループを中心とした14企業に、県、県土地開発公社、和歌山市が加わった「コスモパーク加太開発推進機構」で進めるはずでしたが、これら企業はバブル崩壊で逃げだしました。企業参加が前提の構想破たん後も、県は開発を断念せず99年、190億円の区画整理事業で基盤整備をすすめるとしましたが、これもとん座。県の保証なしに438億円を融資した紀陽銀行などの金融機関が県に全額の債務保証を求めたのに対し、県は最大で330億円の負担義務を負う議案を2003年提出しました。日本共産党の村岡キミ子県議(当時)は、関空土砂採取事業の見通しの甘さで260億円を超える赤字を生み、さらにコスモパーク開発をめぐり計画が二転三転するなどの対応と決断の遅れが債務を膨れ上がらせたと批判し「行政の失敗を県民に転嫁するな」と迫りました。 コスモパーク加太での県の迷走は続き、252ヘクタールにも及ぶ広大な用地の一部を県はカゴメのトマト菜園のために20億円かけて造成し奨励金約一億円を支給、年間二億円近くも地代を県が負担して誘致したものの、04年の1期施設の操業後、二期施設は無期延期、三期施設は計画中止され、18年には撤退しました。 「未来都市」としたコスモパーク加太に今あるものはメガソーラーです。2カ所合わせて41・8ヘクタール。さらに68・2ヘクタールの計画があります。全体の4割以上が電池パネルに覆われようとするなか24年、37・6ヘクタールがグーグル関連企業Asa合同会社(東京)に59億4000万円で売却されました。今年2月議会、県議会で奥村規子県議が、和歌山市議会で坂口多美子市議が、莫大な電力を消費し、騒音や排熱、大量の水使用などで「新たな公害」と指摘される巨大DCについて環境や住民生活に与える影響を示し、住民への説明、住民合意を強く求めました。県民からは「国は野放しのデータセンター建設を規制せよ」「グーグルは地球温暖化を加速させる計画は撤回を」の声があがっています。

和歌山市議補選決起集会

 日本共産党北部地区委員会は11日、辰巳孝太郎衆院議員を招き「明日をひらくつどい」を開催。和歌山市議補選(8月2日告示、9日投票)候補の中村あさと前市議と予想される県議補選の松坂みち子県議候補が決意表明しました。 中村氏は「暮らしを支える消費税減税の実現を」と訴え、松坂氏は「最低賃金の引き上げと中小企業支援に全力をあげます」と決意。子連れで参加しマイクを握った母親は「平和な未来のためがんばる共産党の2人を応援します」とエールを送りました。 辰巳氏は民意を切り捨てる衆院比例定数45削減や男系男子に固執する皇室典範改定など自維政権による異常国会を告発。「いま国会でやるべきは国民の暮らしをどうするのか。いまだに消費税減税が実現していない」と消費税一律5%減税を力説し「くらしを守れ、平和を守れの願いを中村さん、松坂さんに託してください」と訴えました。

迫るかつらぎ町議選

 和歌山県かつらぎ町議選(7月14日告示、19日投票、定数13)で日本共産党の東芝ひろあき町議(66)が10期目の当選めざし奮闘しています。 東芝氏は、パートナーシップ宣言の導入(予定)や、学校女子トイレへの生理用品設置、加齢性難聴への補聴器補助制度など数々の町民要求を実現。議会決議から8年、保守系議員とともにとりくんだ乗り合いタクシーが実現しました。議会内では基本条例や会議規則の改正にとりくみ、議会だより編集特別委員会委員長として読みやすい議会だより編集をすすめ全国コンクールで2位になりました。 東芝氏は、小中学校の学用品費の負担をゼロに、高すぎる国保税、介護保険料の値下げ、公契約条例の制定で働く人に賃金保障をなど町民の願いを実現するため全力をあげる決意を表明しています。

クビアカツヤカミキリ被害対策を

 和歌山県の主要産品、梅や桃、すももを食い荒らす特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が止まりません。全国の6割から7割を収穫する和歌山県の梅。その県内生産量の約9割を占める、みなべ町・田辺市の目前まで被害が広がっています。和歌山、奈良両県の日本共産党は25日、同問題で政府交渉します。 紀南地方の経済を支える梅に危機が迫る中、清水ただし元衆院議員は5日、高田よしかず前県議らとともに、田辺市と接する旧中津村(現日高川町)で被害調査しました。案内した原孝文日高川町議は自宅周辺を見回し「ここら辺りの梅の半分はやられた」と報告。同地域を流れる日高川沿いの桜は何本も切り倒され、残った桜も幼虫の入った痕がありました。廃校の桜も同様の状況で原氏は「本当にやっかいだ。成虫防除が必要だが、これだけの被害なのに成虫を見たことがない。幼虫は木の中で1年から3年過ごす。その間に木はボロボロになる」と話しました。 岩渕友参院議員が5月、紀北地方に調査に入りました。和歌山県橋本市の果樹農家は「梅450本のうち2年間で200本を切った。成虫を駆除しろというが成虫を見つけたときはもう手遅れだ」と駆除の難しさを語りました。和歌山県かつらぎ町の桃の園地では樹木から幼虫を掘り出し「これだという対策はまだない」としました。木にネットを巻き付け成虫に卵産ませない、あるいは幼虫の入った木から成虫を出さない対策が出ていますが、梅のように枝の多い樹木では「現実的ではない」と農家は否定します。 2024年12月、紙智子参院議員(当時)が紀北地方を調査しました。紙氏が国会で対策を求める中、国の事業として被害樹伐採に1本3万円出るなど対策が前に進みました。しかし紙氏調査の当時、被害は農地(桃、スモモ、梅)で4909樹、農地以外(桜など)は365樹でしたが、今年3月時点では農地1万853樹、農地外1329樹と被害は加速しています。いっせい防除の声も出ていますが、耕作放棄地や管理者のない桜はどうするのか、また農家の高齢化が対策をより困難なものにしています。和歌山県の梅は全国1位、すももは4位、桃は5位の生産量です。対策は急務です。

高田よしかず前県議「よっしゃやるでー」のつどい

 高田よしかず後援会は6日、統一地方選県議西牟婁軍区(定数2)での高田よしかず前県議の必勝をめざす「『よっしゃ、やるでー』のつどい」を和歌山県白浜町で開きました。 応援に駆けつけた清水ただし元衆院議員は大道芸バナナのたたき売りで政治を語りました。物価高騰のなか給料も年金も上がらない状況を示し「今求められているのは消費税を引き下げること」と断言。高田さんの必勝で県民の声を県政にと訴えました。 高田氏はクビアカツヤカミキリ被害が紀南地方の梅に迫っていることを示し「地域経済を守るため対策はまったなし」と力説。くらしと平和を守るため全力をあげる決意を表明しました。 県議御坊市区(定数1)で必勝をめざす、くすもと文郎前県議が激励のあいさつをしました。