国会報告・穀田恵二衆院議員

 日本共産党和歌山県委員会は21日、穀田恵二衆院議員を招き緊急国会報告「裏金問題を斬る」を和歌山市で開きました。
 穀田氏は、川柳「赤旗に白旗かかげた自民党」を紹介し、「しんぶん赤旗」が裏金問題追求を切り開いたことを強調。和歌山県選出の二階俊博衆院議員の2区立候補の辞退表明、世耕弘成参院議員の自民党離党など自民党の屋台骨を揺るがす日本共産党の活動を報告し、「証人喚問をせよというところまできた。道理と国民の声があれば政治を動かせる」と力説し、希望ある政治を実現する日本共産党を大きくと訴えました。また、大企業の内部留保が積み上げられるだけで、賃上げにもつながらず、投資にも回らない、自民党の経済政策の失敗を追求。大企業や大金持ちに応分の負担を求め、消費税減税を提案して暮らしを守り、アメリカの戦争に参加する岸田政権の戦争国家づくりを許さず日本の平和を守る日本共産党の躍進で政治を変えようと訴えました。
 くすもと文郎衆院和歌山2区候補は、御坊市で二階俊博衆院議員が県議に初当選したときから41年間、市議、県議、候補者として正面から対決してきたことを報告。「政治を変える日本共産党を大きく。比例は日本共産党」と訴えました。
 日本共産党業者後援会の市民は「自営業者の営業と生活を苦しめているのは10%になった消費税と物価高騰」と次々と廃業の追い込まれる業者の苦境を伝え、理不尽な自民党政治を変える日本共産党の躍進を訴えました。
 参加者らは「裏金問題はこのまま終わってしまうのか。税務署は動いているのか」、「衆院を通過した共同親権は、DV問題など大丈夫なのでしょうか。不安です」、「維新の会はどうなっている」、「紅麴問題はどうみる」など次々と質問。ひとつひとつ丁寧に答えた穀田氏は「声を上げれば政治は変わる。私たちは世論に確信を持っている」とのべ、日本共産党への入党をよびかけました。