2022年10月

日本共産党演説会 山添拓参院議員が訴え

 日本共産党演説会が29日、和歌山市で開催され、県内の各視聴会場などにネット中継されました。 講演した山添拓参院議員は、憲法改悪や軍拡大合唱などの大逆流に示し「いま押し返している途上にある」と力説。自民党と統一協会の癒着について「岸田首長は毎日答弁が変わる」と右往左往ぶりを紹介し、自民党議員にまともな調査をやり、統一協会にただちに解散命令をと要求しました。また、戦前、命がけで戦争に反対し、アメリカいいなり、財界や大企業のための政治をただす日本共産党の100年を紹介。「日本は新しい政治を生み出す夜明け前」とのべ、日本共産党の入党を訴えました。 和歌山県知事選挙(11月10日告示、27日投票)で奮闘する日本共産党新人の松坂みち子候補(66)は自民党県政の転換を訴え、奥村規子、高田由一、楠本文郎、杉山俊雄の4県議は、県民要求実現のため全力をあげる決意を表明。和歌山県平和委員会の伊藤宏代表理事は「知事選で松坂さんが訴えていることは、すべて日本社会が実現すべき訴え」とのべ、「市民連合わかやま」「ストップ!カジノ 和歌山の会」の豊田泰史弁護士は「信頼できる日本共産党のみなさんを応援したい」と話しました。 演説を聞いた高校生(18)は「選挙権を持ったので政治家さんの話を聞きたいとお母さんに言って連れてきてもらいました。ジェンダー平等や格差是正の共産党を支援したい」と話しました。

日本共産党演説会 10・29(土)

共産党議席の値打ち・和歌山県議団・奥村規子団長に聞く

 歴代の自民党県政は「オール与党」体制で自公政権の国民の暮らしや社会保障軽視の政治を受け入れる県政を続けています。そうしたなか唯一の野党である日本共産党県議団は、県民の命と暮らしを守る政策を提案し、実現してきました。 和歌山カジノで党県議団は、一丸となって本会議だけで20回にわたって質問し、カジノ誘致の害悪、問題点を指摘し、誘致反対の世論を広げてきました。「最高の県勢振興策」とカジノに固執した仁坂吉伸知事は、県議会のカジノ誘致否決もあり退陣することになりました。しかし和歌山県内へのカジノ誘致の火種はまだ残っています。日本のどこにもカジノはいりません。 新型コロナ感染症対策では、党県議団は15回に及び県に申し入れ、医療関係者や介護職員の継続的な検査や、県南部のPCR検査の充実を求め、医療機関での検査体制の整備や、県内の薬局での一般検査が実現しました。事業者支援では業者の方々の運動との協同で対象の拡大、期間の延長をさせました。当初評価された「和歌山方式」ですが、第7波で感染者は13万人を超え、死者は200人を超えています。入院が必要な陽性患者が入院できない事態が続いています。一方で「和歌山県地域医療構想」のもと、これまでに病院ベッドを1000床以上削減し、さらに2000床以上減らす計画です。紀北地方や有田地方、紀南地域での産科医、小児科医不足は深刻です。 和歌山県は年平均降水量4000ミリ近くの地域がある全国屈指の多雨地域で、また河川には多くのダムがあります。党県議団は、これらダムの操作規定を住民の安全を優先するものに改善するよう県議会で何度も提案してきました。2011年の紀伊半島大水害の甚大な被害を受け、県営ダムでは大雨が予想されるときに事前放流が実施されるようになりましたが、党県議団は発電用など利水水量についても県が関西電力に働きかけることを要求しました。こうしたなか全国に先がけて利水ダムでも事前放流が実現しました。 県教育委員会は、29校ある県立全日制高校を20校程度に削減する「高校再編計画」をすすめようとしました。乱暴な計画に削減が予想される地域では首長や自民党県議も含めて運動が広がりました。党県議団は「地域住民の声を尊重せよ」と県議会で論陣を張り、計画は棚上げに追い込まれています。 かつて産業廃棄物が混入した土砂が大量に投棄されて大きな問題になるなか、党県議団はくりかえし残土埋め立て規制を要求し、県土砂条例が制定されました。自然や環境を破壊し災害を誘発するメガソーラー(巨大太陽光発電施設)建設が県内各地で問題になるなか、反対する住民運動と党県議団の質問が県政を動かし、県太陽光条例が制定されました。 これからも県民のみなさんの命と健康、暮らしや営業を守り、要求実現のため全力をあげる決意です。

近畿いっせい宣伝・松坂知事候補が訴え

 和歌山県知事選(11月10日告示、27日投票)で奮闘する日本共産党新人の松坂みち子氏(66)は、カジノを中心とする統合型リゾート(IR)の和歌山市への誘致が県議会の否決でとん挫したものの、県庁内のIR推進室が地域プロジェクト対策室と名前を変えた今もIRを業務内容にあげるなど県がけっしてカジノをあきらめていないことを告発。「住民を不幸にするカジノは和歌山にも日本のどこにもいらない」と訴えました。またロシアによるクライナ東・南部4州の併合について国連総会が違法・無効とする非難決議をこれまでで最多の143カ国で採択したことを紹介し、ロシアは併合をやめ、ただちに全面撤退せよと要求しました。

松坂みち子知事候補をはげます会

 和歌山県知事選挙(11月10日告示、27日投票)に立候補を表明した日本共産党新人の松坂みち子氏をはげます会がこのほど、和歌山市で開かれました。 下角力県委員長は、松坂氏の立候補に和歌山カジノの反対運動をした人びとが大賛成したと紹介。立候補表明の岸本周平元衆院議員が自民党推薦を受けるなどこれまでの自民党県政の後継であることを示し、県民に冷たい自民党県政を転換しようと訴えました。 うたごえオールスターズの歌声、楽落亭野花さんの落語があり、森下佐知子和歌山市議団長は市議時代の松坂氏の活躍を紹介。奥村規子県議団長は国の悪政を県政に持ち込む自民党県政の転換を訴え、「ストップ!カジノ 和歌山の会」の豊田泰史弁護士は「松坂さんの決断、ありがたい」と期待しました。 清水忠史前衆院議員は、格差拡大、軍拡、政治私物化のアベ政治を「独裁政治につながるもの」と告発し、国葬強行、自民党と統一協会の癒着を批判。物価高騰に対する消費税減税などの日本共産党の政策を紹介し「和歌山県から、知事から声をあげよう」と松坂氏の必勝を訴えました。 松坂氏は、県議会が否決したカジノの火種が残っていることを示し「本気で県政を変えたい」と全力をあげる決意を表明しました。

和歌山県知事選に松坂氏擁立

 日本共産党和歌山県委員会は12日、和歌山県知事選(11月10日告示、27日投票)に松坂みち子氏(66)=日本共産党新人=の擁立を発表しました。 知事選は、岸本周平元衆院議員(66)=無新、自民・国民推薦=や諸派新人が立候補を表明しています。 松坂氏は、県民に冷たい自民党県政を転換し、だれ一人とり残さない県政を実現するため全力をあげる決意を表明しました。 松坂氏の略歴 和歌山市生まれ。お茶の水女子大卒。茨城県江戸崎町議・稲敷市議、和歌山市議などを経て、現在、党県常任委員。

食と農の将来を考えるつどい

 日本共産党高田由一県議事務所は9日、紙智子参院議員を招き「食と農の将来を考えるつどい」を和歌山県白浜町で開きました。 高田県議は「ウクライナ危機で食料危機が現実にものに」と指摘。「最高の県勢振興」と和歌山カジノに固執し県議会の否決で退陣に追い込まれた仁坂吉伸知事を批判し、農林漁業の振興で和歌山を元気にと訴えました。 紙氏は、来年の統一地方選・西牟婁郡(定数2)での高田県議の必勝を訴えるとともに、国葬強行や自民党議員と統一協会の癒着を糾弾。国連が戦後最大の食料危機と警鐘を鳴らすなか日本の食料自給率が最低になったことを報告し、効率一辺倒から環境と人にやさしい農政、国の責任で農業経営がなりたつ条件を整えるなどの日本共産党の政策を紹介しました。また農業の多面的な役割を評価する必要があると力説。防衛費の半分以下の農水予算を示し「農林漁業は地域の経済の土台になっている。軍事費より農水予算の増大を」と訴えました。 和歌山県すさみ町の岩田勉町長が地元のものを食べる学校給食を紹介するなど各地から報告がありました。

統一地方選にどう望むのか下角県委員長に聞く

 来年4月の統一地方選挙にどう臨むのか。日本共産党の下角力・和歌山県委員長に聞きました。 ―岸田内閣の支持率は急落。参院選後の激動の情勢は、和歌山ではどのようにあらわれていますか。 安倍氏「国葬」問題では、九度山町議会が「安倍元首相の国葬中止を求める意見書」を賛成多数で可決しました。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」がJR和歌山駅前で緊急宣伝を、「戦争する国づくりストップ!田辺西牟婁住民の会」が「安倍元首相の国葬に反対する田辺西牟婁住民のつどい」をJR紀伊田辺駅前で実施するなど県民から多くの反対の声があがりました。統一協会問題では、日本共産党は各地方議会で追及し、和歌山市の尾花正啓市長は「行政の長として関わりを持たないように対応すべき団体」と明言。関連団体が実施した「ピースロード」の一行が和歌山市役所を訪問したのは長坂たかし県議の紹介であったことが、和歌山市の公式文書であきらかになりました。コロナ感染症では、1994年の保険所法の全面改悪で始まった保健所削減に対し県議会で当時の日本共産党の村岡キミ子県議が論陣を張り、地域や保健師のみなさんの奮闘で県内保健所が維持されたことがその後の対策に貢献しました。日本共産党県議団は検査の抜本的拡大、入院、発熱外来など医療体制の充実を繰り返し求め、当初は検査拡大を否定していた県も病院でのPCR検査の拡充や抗原キットの配布などに踏み出しました。 ―県知事選挙(11月10日告示、27日投票)をめぐる情勢や、仁坂県政をどう評価しますか。 国民民主党を離党し知事選に立候補を表明した岸本周平元衆院議員は、紆余曲折はありましたが自民党も推薦を決め、自民党県政を引き継ぐ候補者として立ち現れています。国会でIR(カジノ)整備法に反対しておきながら、今年5月の立候補会見では「中立の立場だ」と逃げました。 和歌山カジノをめぐっては、日本共産党県議団が県議会本会議で20回に及ぶ質問し、和歌山市で住民投票条例の制定を求める署名が1カ月で必要数の3倍超の2万39を集めるなど市民のねばり強い運動のもと、県議会では日本共産党以外の全ての政党・会派が賛成・反対で分裂し、反対多数で計画が否決されました。これにより「和歌山IR誘致が最高の県勢振興」とカジノに固執してきた仁坂知事は退陣を余儀なくされました。日本共産党は和歌山県の衰退を招いた自民党県政の転換を実現するため全力をあげます。 ―来春の統一地方選挙の政治目標は。 前半戦の県議選挙では、和歌山市(定数15)、西牟婁郡(同2)、御坊市(同1)、紀の川市(同3)の各1議席、計4の現有議席に加え、和歌山市での2議席奪還を目指します。後半戦でも空白議席の克服をはじめ住民の願いを議会に届ける各市町村になくてはならない日本共産党の議席を獲得するため全力あげます。 ―1人区、2人区でも議席を獲得してきました。教訓と課題は。 西牟婁郡でも御坊市でも日本共産党の力量だけでは当選に届きません。共通するのは保守の人びととの共同と「困っている人は放っておけやん」という日本共産党の原点に立った生活相談など共同を実現する候補者の努力と魅力です。西牟婁郡では高田由一県議が、日本共産党そのものを知ってもらうことなしに当選はないと始めた「つどい」をコロナ禍で開催の困難となったなかでも家族単位・庭先の集いなど工夫を重ねています。自民党の二階俊博衆院議員の地元の御坊市で初当選し激震を走らせた楠本文郎県議も質・量ともに圧倒される相談活動のもと保守の人びとが「共産党だけど楠本さんだから」と力を注いでいます。こうしたなか日本共産党の党勢拡大と、保守・無党派の人々と日本共産党とのつながりを強めることが求められています。―何を訴えていきますか。 和歌山カジノの県議会での否決、新型コロナの検査拡大に加え、2011年の紀伊半島大水害でダムの緊急放流が問題になるなか党県議団の論戦は全国に先駆けて利水用ダムの事前放流を改善しました。新型コロナで当初評価された「和歌山方式」も第6波以降、多数の死亡者を出しているのに県は病院ベッドを1000床減らし、さらに2000床減らそうとしています。自公政権の国民の暮らしや社会保障軽視の悪政を受け入れる県政から、中小企業や農林水産業の振興、インバウンド頼みでない地域の観光振興、医療・福祉・子育て支援の充実を進める県政が求められています。―「特別期間」の手ごたえは。 地域での資本論学習会を通じて複数の青年が入党しました。教育や医療関係の労働者への働きかけが進んでいます。志位委員長の100周年記念講演は党内に学習の意欲を沸き立たせました。統一地方選挙まで半年となりました。「おりいって作戦」で後援会員やしんぶん赤旗読者、支持者に宣伝物を届けて「支持を広げて」と訴える活動を重視しています。「つどい」や決起集会を開くなど党と後援会、支持者の決起をはかります。 ▼人口90万6968人(4月1日現在)有権者数79万6273(7月10日現在)▼地方議員総定数448(議席占有率9・82%)▼県議会(定数42)の勢力分野=日本共産党4、自民党27、改新クラブ5、公明党3、無所属の会1、日本維新の会1、欠員1▼和歌山市議会(定数38)=日本共産党6、自民党9、公明党8、民主クラブ5、和歌山興志クラブ・日本維新の会5、政和クラブ4、欠員1

杉山県議を励ますつどい

 日本共産党紀北地区委員会は2日、宮本岳志衆院議員を招き、杉山としお県議を励ますつどいを和歌山県紀の川市で開きました。 つどいで、杉山県議の教え子は県民の声をまっすぐ議会に届ける杉山県議を「共産党だからこそ」と応援し、医療現場からはコロナ禍で苦しむ県民の状況が報告され杉山県議に期待を寄せ、元同僚は生徒のために頑張った杉山県議の姿を伝えて再選を願って激励。高田よしかず県議は和歌山カジノの否決など日本共産党の4議席の値打ちを語り、杉山県議の奮闘を紹介しました。 宮本氏は「今度も杉山さんを県議会に押し上げてください」と力説。安倍氏国葬を批判し「統一協会との関係が最も深かった人物」と指摘するとともに、霊感商法や集団結婚など統一協会の実態や自民党議員とのずぶずぶの関係を告発し、まっとうな政治に変えようと訴えました。 杉山県議は「すべての子どもに行き届いた教育を」と訴え、エリート教育推進など県民不在の県政を批判。県民の願いを実現するため全力をあげる決意を表明しました。