2022年9月

生活保護世帯の大学進学者に支援を・杉山俊雄県議

 日本共産党の杉山俊雄県議は21日、県議会で一般質問しました。 杉山県議は、生活保護世帯の大学等進学率が全国平均では全体の半分以下、和歌山県では3分の1以下しかないと指摘。高すぎる大学授業料、貧弱な公的支援を示し「生活保護世帯であるが故に教育の機会が奪われている」とのべ、生活保護世帯などを対象にした県大学等進学支援金の様々な条件をなくし給付奨学金を求めました。宮﨑泉教育長は国、県の支援制度を紹介するにとどまりました。 杉山県議は中学校英語が今年4月から「授業は英語で行うことを基本とする」など異様に難しくなったことを「1割のエリートを教育するため9割を切り捨てる、安倍政権の負の遺産」(江利川春雄和歌山大学教授)など紹介し、県の見解をただしました。教育長は「教員の指導力向上の研修を充実させる」などとしました。 杉山県議は教員の業務量増加を部活動の負担に矮小化していることを批判。長時間勤務の要因は教員定数の改善を行わず業務を削減しない行政の責任を追及しました。 子どもたちを点数競争に追い込み、教員の業務を増やす学力テストについて教育長は「採点などを業者委託し教員の業務を減らす」などとしました。

統一教会被害に対応を・楠本文郎県議

 日本共産党の楠本文郎県議は20日、県議会で一般質問しました。 楠本県議は統一協会和歌山教会が家宅捜索を受けた「新生事件」など統一協会による被害を告発。行政はいかなる催しにも加担せず寄付も受けないことを求めました。また統一協会の資金集めが印鑑詐欺などから信者に多額の献金をさせる手法に変化していることを示し、オレオレ詐欺など特殊詐欺を含めた県の対応をただしました。生駒亨環境生活部長は県消費生活センターへの相談事例や相談員のスキルアップについて報告。山崎洋平県警本部長は特殊詐欺被害について「検挙と抑止の両面での対策を推進していく」としました。 楠本県議は和歌山南陵高校の問題について、新理事長就任後も生徒の学習環境を整えることが進んでいないと指摘。長尾尚佳企画部長は「生徒、保護者、教職員に対しすみやかに説明を行うことが重要だ。学びの場を守るための改善を強く求めていく」と答弁しました。 再生可能エネルギー普及について寺本雅哉商工観光労働部長は、県内の太陽光、小水力、バイオマス発電の状況を報告。河川管理について福本仁志県土整備部長は日高川水系河川整備計画の進捗状況などを報告しました。

国葬反対・高田由一県議

 日本共産党の高田由一県議は16日、県議会で一般質問しました。 高田県議は安倍氏国葬について「国家として安倍氏の政治を賛美・礼賛することになる。内心の自由を侵害する」と反対。県民に弔意の強制につながるような県として態度を取らないよう求め、仁坂吉伸知事は「知事として出席する」としました。また統一教会と県行政の関りについて赤坂武彦知事室長は「過去10年間を調査し、(後援名義の使用など)承認した実績はない」としました。 高田県議は新型コロナウイルス感染症について岸田政権の無為無策を批判。「国の方針にしばられることなく、しっかりした手を」と要望。福田充宏危機管理監は紀南地方や夜間・休日の検査体制の弱さを認めました。寺本雅哉商工観光労働部長は県の支援金を廃止したことについて「売り上げ減少への支援から、需要喚起策などにシフトしている」としました。 高田県議は食料自給率が向上した場合の県としての試算を提案。知事は「(自給率を)都道府県単位で論じることは疑問」としました。 高田県議は、自治体が持つ個人情報を外部委託で匿名加工し企業が利用できるようにする個人情報保護法施行条例の危険性を指摘し、条例に反対しました。