知事選の争点 国の悪政の防波堤に
岸本周平知事の死去に伴う和歌山県知事選(15日告示、6月1日投票)で松坂みち子氏(68)=日本共産党公認=は、国の悪政の防波堤となり、くらしをたすける県政への転換を訴えています。
■物価高騰に負けない賃上げを
松坂氏は物価高騰からくらしを守るため、消費税の減税や近畿で一番低い最低賃金の大幅引き上げを訴え、そのために中小企業・業者、福祉や介護の事業所などへの「賃上げ支援事業」をつくることを提案。県発注の工事や業務で働く人に生活できる賃金や労働条件を保障する「公契約条例」をかかげます。2024年の県内企業倒産は90件(前年比11・11%増)、休廃業・解散した企業は405件(同42・61%増)にのぼりました(東京商工リサーチ調べ)。賃上げ実現のためにも中小企業支援はまったなしです。
■医療・介護の崩壊をくいとめよう
自公政権による訪問介護の基本報酬削減のもと県内の訪問介護事業所は昨年度、7町村が1カ所のみになり、このうち1町が今年4月ゼロになりました。病院の6割が赤字経営で、賃下げにより医療従事者の大量離職がおきた病院もあります。医療・介護の崩壊をくいとめるべき県は、国いいなりに2023年に病院ベッドを1435床減らし、2025年には3034床の削減を目標にしています。
松坂氏は医療に緊急に国費5000億円の投入や、削減した訪問介護報酬の復活など日本共産党の政策を紹介するとともに、県政では、病院ベッド削減計画を撤廃し、訪問介護事業所に減収分の支援、賃上げを応援して医療・介護労働者を増やすことを訴えています。
■白浜空港の軍事利用は撤回を
自公政権は2025年予算で社会保障や教育などくらしの予算はどれも物価高騰に追いつかない実質マイナスの一方、軍事費だけは前年度比9・5%増と突出させました。和歌山県では本州ではじめて南紀白浜空港を特定利用空港に指定し自衛隊が軍事訓練をしようとしています。騒音などの被害に加え、有事となれば相手国の攻撃対象になる危険性をはらみます。
松坂氏は大軍拡を何としてもストップさせようと訴えるとともに、白浜空港の軍事利用撤回に全力をあげる決意を表明。くらしをたすけ、平和を大切にする県政の実現に全力をあげる決意を表明しています。
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