宮本岳志衆院議員が台風被害調査

 宮本岳志衆院議員は11日、台風2号の被害について和歌山県の海南市と紀美野町で奥村規子県議、岡義明、溝口恵敬両市議、美濃良和、埴谷高夫両町議とともに調査しました。
 1200戸以上の住宅に被害が出た海南市では神出政巳市長が同行。市長は山の崩落を指さし「まだドローンでしか行けない。下に民家もあり二次災害に気を付けないといけない」と話しました。同市下津で精肉店の女性は「店に水がきて椅子に上った。消防の人が来てくれるまで怖かった。店の復帰は無理。廃業する」と肩を落とし、仕出し店の男性は「ここまでの水害は初めて」とのべ、バイク店の店主は「分ほどで浸かって2階に逃げた。商品は水没した」と話しました。
 橋の欄干を流木が埋め尽くすなど台風の傷跡がいまも生々しい紀美野町で、貴志川すぐ近くの住民は「川からだけでなく山から滝のように流れてきて、あっという間に浸水した」と恐怖を語り、床板をめくり修繕していた住民は「(応急修理費が出る)災害救助法を海南市だけなく紀美野町も適用してほしい」と願いました。