大門みきし参院議員がカジノで県ヒアリング

 大門みきし参院議員と日本共産党和歌山県議団(奥村規子団長、4人)は18日、カジノを中核とした統合型リゾート(IR)の問題で和歌山県の担当者かヒアリングを受け、「あぶない計画だ」と批判しました。
 県担当者は、事業計画の説明とともに県議会IR対策特別委員会で「資金計画が不透明」と批判する委員長談話が出されるなど、この間の状況を報告。大門氏は、巨大な国際会議場の設置など同計画が地方都市にとって「身の丈に合っていないあぶない計画だ」と批判するとともに、投資会社が資金を集めることに「投資的に集めることは国会で議論していない。無理をしている」など問題点を指摘しました。県担当者は、巨大施設について「本当は小さくしたかったが、法律で求められているので」とのべ、資金計画についてパブリックコメント募集や公聴会、説明会が動き出した今も運営事業者が明らかにしていないことを報告しました。県議らは「40年もの協定を結ぶ。負の遺産になる」「法で禁止された賭博を特別にやらせるからあがりを持ってこい。そんなことをしていいのか」とカジノ誘致に反対しました。