ハラスメント学習会

 日本共産党和歌山県委員会ジェンダー平等委員会は17日、学習会「みんなで学ぼうハラスメントをなくすために」を和歌山市(オンライン併用)で開きました。
 講演した党中央委員会ジェンダー平等委員会の坂井希事務局長は「ハラスメント問題は日本共産党も例外ではない」と率直に指摘。男らしさ、女らしさなどジェンダーについて「意識だけの問題でなく、支配階級が人民を支配・抑圧するために、政治的つくり、歴史的に押し付けてきた」と告発するとともに、世界的に遅れた日本の現状を示し、政治の責任を問うたたかいを力説しました。またハラスメントについて「人権感覚が前進してきたからこそ、当事者が声を上げたからこそ明らかになってきた」と説明。ハラスメントの本質が暴力であることを強調し、党内でのハラスメントを防ぐため、綱領、規約、大会決定に団結し、人間的に相互に高め合う気風をつくろうとよびかけました。