台風2号被害で政府交渉

 日本共産党和歌山県委員会と同地方議員団は11日、台風2号被害で政府と交渉。東京で宮本岳志、穀田恵二両衆院議員と奥村規子県議が、インターネットで他議員などが参加しました。
 農林水産省との交渉で参加者らは農家の被害について「紀の川市では桃の出荷の最中での被害でした。コロナで打撃、コロナ明けでも農産物の価格が上がらず、農地の復旧にお金を投入できるかどうか微妙な状況です」と現場の苦境を伝え、激甚災害指定による復旧が十分活用できるよう、申請期限の猶予や、申請が終わっても相談できるよう訴えました。同省担当者は「12月末までに査定を終え普及工事に入る。市町の作業の関係もあるので市町とよく相談してほしい」としました。
 内閣府との交渉では災害救助法の適用について柔軟な運用を求め、同省担当者は災害当日の国と和歌山県のやりとりや、適用事例などを報告しました。
 環境省との交渉では、被災浄化槽の復旧について支援や対応を求めました。