衆院和歌山1区補選・くにしげ秀明候補が第一声

 国民民主党の岸本周平衆院議員が知事に転出したことに伴う衆院和歌山1区補選が11日告示(23日投票)され、日本共産党新人の、くにしげ秀明候補(62)=社民党県連支持=が和歌山市で第一声をあげました。
 くにしげ氏は、大軍拡をすすめる自民党、もっと軍拡をとあおる維新の会の候補者に政治はまかせるわけにはいかないと力説。「憲法9条を踏み破る政治にノーの審判を和歌山から」とよびかけるとともに、和歌山カジノをストップさせた市民の運動を示し「国民の声に日本共産党の論戦が合わさせば政治を前にすすめることができます。和歌山の声を国会に届けるため全力をあげます」と支持を訴えました。
 穀田恵二衆院議員は、コロナ禍でも病院ベッドの削減をすすめる自民党、その削減を前倒ししろと要求する維新の会を批判。統一協会に自民党員を出させ党費を催促するなど統一協会とずぶずぶの自民党候補や、核共有の維新の会候補に負けるわけにはいかないと力説し「くらしと軍拡は両立しない。悪政連合と良識の連合の対決だ」と、くにしげ候補の必勝を訴えました。
 社民党県連の東山昭久代表は「平和とくらしを守る立場で支持を決めた。大軍拡を許してはいけない。地域で安心して暮らせる社会を実現するため、なんとしても勝とう」と応援しました。
 同補選には他に、自民党元職の門博文氏(57)=公明推薦=、いずれも新人で維新の会の林佑美氏(41)、政治家女子48党の山本貴平氏(48)が立候補しました。