核ゴミ施設つくらせない

 日本共産党南地区委員会12日、学習集会「原発回帰許すな 紀伊半島を核のゴミ置き場にさせない」を和歌山県白浜町で開きました。
 高田よしかず県議は、関西電力が原発用地だった土地を今も所有している白浜町に使用済み核燃料中間貯蔵施設がとりざたされてきたなか「政府が県民の意向関係なしに押し付けてくるかもしれない」と指摘。原発ゼロ、核のゴミ持ち込むなの声を県政に届けるため再選に全力をあげる決意を表明しました。
 講演した党中央委員会の原発専門家、鈴木剛氏は、ウクライナ戦争などの危機に乗じて原発再稼働で儲けたい電力会社や、新規建設に存続がかかるメーカーなど業界の要求を丸呑みし原発推進に舵を切った岸田政権を批判。原発推進の最大の障害が、危険・不要が誰の目にも明らかになった原発そのものにあることを強調するとともに、再稼働反対・原発ゼロと連帯し、中間貯蔵施設ノーの1点で幅広い共同をと訴えました。