維新政治を打ち破ろう

 和歌山県革新懇は2日、日本共産党の清水忠史前衆院議員を招きシンポジウム「維新政治の正体を探る」を和歌山市で開きました。
 大阪教職員組合の米山幸治書記長はスピーチで、テスト漬け、競争と管理で殺伐とした教育現場など維新政治の実態を報告しました。
 清水氏は、維新躍進について、吉本興業やテレビ局、新聞社との癒着、お米券など権力行使による実績づくり、地方議員総動員の選挙運動で自民党支持層瓦解の受け皿となったと指摘。大阪でのコロナ死者全国ワースト、府立高校つぶし、改憲・軍拡、政党助成金には手を触れない「身を切る改革」の虚像を告発しました。また、ギャンブル依存症や治安の悪化、犯罪増加、地域経済疲弊の大阪カジノについて、巨額の税金投入や不当に安い土地契約でカジノ事業者への便宜を報告。メディアの伝えない事実にもとづく情報提供、カジノ誘致や軍拡でいいのかなど問題提起、希望の持てる政策を語り、維新政治を打ち破ろうと訴えました。