食と農の将来を考えるつどい

 日本共産党高田由一県議事務所は9日、紙智子参院議員を招き「食と農の将来を考えるつどい」を和歌山県白浜町で開きました。
 高田県議は「ウクライナ危機で食料危機が現実にものに」と指摘。「最高の県勢振興」と和歌山カジノに固執し県議会の否決で退陣に追い込まれた仁坂吉伸知事を批判し、農林漁業の振興で和歌山を元気にと訴えました。
 紙氏は、来年の統一地方選・西牟婁郡(定数2)での高田県議の必勝を訴えるとともに、国葬強行や自民党議員と統一協会の癒着を糾弾。国連が戦後最大の食料危機と警鐘を鳴らすなか日本の食料自給率が最低になったことを報告し、効率一辺倒から環境と人にやさしい農政、国の責任で農業経営がなりたつ条件を整えるなどの日本共産党の政策を紹介しました。また農業の多面的な役割を評価する必要があると力説。防衛費の半分以下の農水予算を示し「農林漁業は地域の経済の土台になっている。軍事費より農水予算の増大を」と訴えました。
 和歌山県すさみ町の岩田勉町長が地元のものを食べる学校給食を紹介するなど各地から報告がありました。