日本共産党演説会

 日本共産党演説会が5日、和歌山市で開かれました(オンライン併用)。
 講演した日本共産党国際委員会の森原公敏副責任者は、危機に便乗して自公政権が向かっている「敵基地攻撃能力・反撃力」など「軍事対軍事」に先の見通しはなく、維新の会などが言う「核共有」など「核抑止力」が先制使用をためらわないと公言するプーチンにより破たんしたと指摘。ソ連崩壊後も軍事同盟に固執しウクライナ侵略に至った欧州の歴史と、「対抗でなく対話と協力の地域」をめざす東南アジア諸国連合の経験を示し、地域のすべての国を包括する平和の枠組みを東アジアでつくり紛争を武力紛争にしない日本共産党の提案を紹介して、参院選での日本共産党躍進を訴えました。
 大門みきし参院議員は新自由主義から「やさしく強い経済」への転換を力説して比例5人の必勝を訴え、前ひさし参院和歌山選挙区候補は自由と平和をまっすぐに貫く日本共産党の躍進に全力をあげる決意を表明。演説を聞いた参加者(72)は「軍事対軍事で平和が守れないことに確信を持った。共産党の野党外交に期待している」と話しました。