「桜を見る会」私物化の真相究明を求める宣伝(2日)

日本共産党和歌山県委員会と同北部地区委員会は2日、JR和歌山駅前で安倍晋三首相による「桜を見る会」私物化の真相を究明せよと宣伝しました。

 参加者らは、桜を見る会招待者に安倍首相や妻の昭恵氏の推薦枠があることや、1万5千人の招待者のうち、過半数が首相や副総理、官房長官、官房副長官、自民党の推薦だったことを示し、「功績・功労者を慰労するという本来の目的から逸脱し、事実上の後援会行事になっていた」と私物化を告発。マルチ商法企業「ジャパンライフ」が首相推薦枠で同社元会長に送られた招待状を宣伝に大々的に使い一気に被害が広がったことを「首相の責任はきわめて重大」と強調し、「安倍政権には退場してもらうしかない」と訴えました。

 「しんぶん赤旗」日曜版宣伝紙を受け取った女性は「みんな怒り爆発です。税金の私物化は許せない」と怒り、別の女性は「森友・加計疑惑や今度の問題、真相解明をあきらめてはいけないし、私は安倍さんが辞めさせるまで諦めない」と話しました。