2025年7月
自民・鶴保氏「うんよく能登で地震」
自民党の鶴保庸参議院予算委員長は8日、同党の参院和歌山選挙区候補者への応援演説で「運のいいことに能登で地震があった」と発言しました。 鶴保氏は、和歌山市で開かれた選挙区候補の演説会で、「二つの地域で住んで行ったり来たりとすることができたらと思う」と二拠点生活について語るなか「運のいいことに能登で地震があった」とのべ、輪島市で被災した住民が避難先の金沢市にいても住民票がとれるようになったことを「やればできるじゃないか。チャンスです。2つの地域で住民票がとれるようになった」と話しました。 同演説会で石破茂首相も能登半島地震についてふれ、国が主導するイタリアや台湾の災害対策を示し、自治体に丸投げの日本の災害対策を棚に上げ「世界一の防災大国にする」とのべました。
各党代表が和歌山入り
参院選公示後、各党代表が次々と和歌山県入り。激しい選挙戦を展開しています。 8日、石破茂首相は和歌山市と和歌山県御坊市の自民党候補演説会で消費税減税を敵視。半分が空席の和歌山市会場で「消費税は、医療、年金、介護、子育て、それに当てなければならないと法律で決まっている」と他に社会保障財源がないかのように開き直りました。石田真敏衆院議員は「先の国会は嫌になった。熟議なんてものではない」と過半数割れを嘆き、鶴保庸介参院議員は「総理がいない間に言いますが『なにもしてくれない』『見かけ倒し』『2万円のクーポンなんていらない』という声があります」と不人気ぶりを告白しました。 7日、維新の会の吉村洋文、前原誠司両共同代表が時間をずらして和歌山市などで街頭演説。自公と合意の医療費4兆円削減を「改革」と強弁しました。 6日、参政党の神谷宗幣代表がJR和歌山駅前で「高齢女性は子どもを産めない」発言を言い訳しました。
山下よしき副委員長が訴え
山下よしき副委員長・比例区候補を迎えた演説会が8日、和歌山市と上富田町で開かれました。和歌山市では前ひさし選挙区候補、市民連合わかやま共同代表の豊田泰史弁護士が、上富田町では前候補と高田由一前県議がともに訴えました。
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