2025年3月

田辺市で演説会

 日本共産党田辺市委員会などは29日、和歌山県田辺市議選(4月20日告示、27日投票、定数2減の18)で、久保ひろつぐ(71)、前田かよ(51)両市議の必勝をめざす演説会を同市で開きました。 応援に駆けつけた穀田恵二前衆院議員は、石破茂首相の商品券配布の原資が官房機密費からという疑惑の深まりを告発するとともに、「軍事費を減らさないと暮らしに予算が回らない」とアメリカいいなり、大企業最優先の政治にメスを入れる日本共産党の参院選での躍進を訴えました。18歳までの子どもの医療費無料化や学校給食無償化などの数々の市民要求を実現してきた両市議の必勝を訴えました。 同市の規模では全国最低水準の定数18に20数人の立候補が予想される大激戦のなか、両市議は、水道料金の減免や乗り合いタクシーの実現など市民要求実現のために全力をあげる決意を表明しました。

迫る串本町議選

 和歌山県串本町議選(4月8日告示、13日投票、定数1減の12)で日本共産党の仲江孝丸町議(67)が11期目をめざし奮闘しています。 仲江氏は、学童保育料の値下げや、防災個別受信機の無料貸与、パートナーシップ制度、低床コミュティバスを2台に、学校トイレに生理用品など数々の住民要求を実現してきました。日本共産党串本町委員会がとりくむ要求アンケートに「何でも値上げで、暮らしていくのが大変」など切実な声が寄せられるなか、国に消費税減税を訴えることや、食料・燃料の高騰対策を町でも、払える国保税に、など物価高騰に対応した町にするため全力をあげる決意を表明。子ども食堂などの公費助成や農産物・魚介類の直販所づくりなどを提案し、支持を訴えています。選挙は16人程度の立候補が予想される大激戦の様相です。

党の政策を知る会

 日本共産党和歌山県労働者後援会は19日、日本共産党の政策を知る会をネットも使い和歌山市で開き、労働時間短縮と一体の賃上げを訴えました。 講演した党中央労働局の筒井晴彦氏は、年間平均労働時間が日本1948時間に対しフランス1608時間など日本がヨーロッパ諸国より300時間程度も長いことや、労働時間に関係するILO(国際労働機関)条約18本をひとつも批准していないことを示し「自民党政治を終わらせよう」と訴えました。実質賃金が1996年のピーク時から64万円も落ち込み賃金の上がらない国になっていることを告発するとともに、大企業の内部留保への時限課税で最低賃金引き上げと中小企業への直接支援をなど日本共産党の政策を紹介し、人間らしく暮らせる賃金と労働時間短縮のために力を合わせようとよびかけました。

御坊市で早春のつどい

 日本共産党日高郡市委員会と同後援会、くすもと文郎はげます会は1日、「早春のつどい」を和歌山県御坊市で開き、参院選勝利を訴えました。 宮本岳志前衆院議員と楠本文郎前県議はトークライブで、ガザ住民の強制移住を主張し国連憲章をじゅうりんするトランプ大統領と、同大統領にこびる石破茂首相を批判し、日米同盟絶対、大企業最優先の政治を変えようと訴えました。500万要求対話で市民の声を国政に届ける日本共産党の活動を紹介し、労働時間短縮と賃上げ、消費税減税など暮らしを守るため全力をあげる決意を表明しました。「どの党も学費は下げた方がよいと言っています。共産党は財源も示し実現に力を尽くしています」と報告し、「政治を前へ」と参院選挙での比例5候補の必勝を訴えました。 会場からの「お米が高くて困っています」などの声に両氏は「政治を変えよう」と力説しました。