2024年9月

国保の子ども均等割をなくせ・奥村規子県議
和歌山県議会で日本共産党の奥村規子県議は20日、国保料(税)の子どもの均等割をなくすよう求めました。 奥村県議は物価高騰が家計を苦しめるなか国保の負担が重くのしかかっているのに、国保の「都道府県化」強行により市町村が実施してきた一般会計からの国保財政への繰り入れを打ち切るよう国・県が圧力をかけた結果、値上げをもたらしていると告発し、緊急に子どもの均等割をなくすよう求めました。今西宏行福祉保健部長は国の軽減措置を紹介するに留まりました。 奥村県議は和歌山県で370校中159校が参加を希望した大阪万博の安全性をただしました。岸本周平知事は「今後とも安全対策を十分に講じられるよう申し入れを続ける」としました。 奥村県議は自治体に知らせることなく勝手に和歌山の空を飛び回ったあげくに和歌山県橋本市の河川敷に不時着した在韓米軍ヘリコプターの問題をただし、知事は「住宅地域や工場地域上空における飛行制限などを継続して求めている」「低空飛行については停止等について申し入れている」と答弁しました。

こむら潤さん迎えつどい
日本共産党南地区委員会は14日、こむら潤近畿ブロック比例候補、くすもと文郎和歌山2区候補を招き「日本共産党を語るつどい」を和歌山県有田川町で開き総選挙での日本共産党躍進を訴えました。 こむら氏は「わくわくした気持ちでたたかっています」と「しんぶん赤旗」のスクープが自民党を追い詰めるなか全力をあげる決意を表明しました。兵庫県知事問題について「県職員2人の犠牲者がいるのにまったく反省していない。県政私物化の政治にメスを」と力説しました。兵庫県知事を支えてきた自民、維新両党を批判し、自民・維新政治を変える日本共産党を大きくとよびかけました。 くすもと氏は、自民党元幹事長の二階俊博衆院議員が裏金事件や使途不明の政策活動費50億円の説明責任を果たさず「食い逃げした」と告発し「国民のための政治をすすめる日本共産党を総選挙で伸ばしてください」と訴えました。 両氏は参加者らと対話し「あなたも日本共産党へ」と入党をよびかけました。

日本の空を飛ぶ米軍機に不安の声
和歌山県橋本市の河川敷に米軍ヘリコプターが不時着陸した問題で、穀田恵二衆院議員(秘書)、くすもと文郎衆院和歌山2区候補、阪本久代、高本勝次両橋本市議は3日、近畿中部防衛局(大阪市)と交渉。わがもの顔に日本の空を飛び回る米軍機の実態が浮きぼりになりました。 7月日に不時着したのは在韓米軍所属のヘリコプターで、日米共同訓練後、撤収のため三重県明野駐屯地を離陸したものの警告灯点灯により「予防着陸」したとしています。 両市議は「どうして県への連絡が1時間以上も遅れたのか。不時着したときも離陸したときも連絡がなく自由勝手に飛び回っていると住民が不安の声をあげている」と迫り、くすもと氏は架線切断などの被害を出した和歌山での米軍機超低空飛行訓練をあげ「橋本市でもやるつもりかというのが市民の意見だ」とのべ、米軍の安全管理、再発防止を追及しました。 防衛局担当者は、飛行高度やルートなど具体的問題になると「米軍の運用に関することは承知していない」とくり返しました。