2020年11月

橋本市で演説会

 日本共産党紀北地区委員会は29日、和歌山県橋本市で演説会を開きました。 和歌山県岩出市議選(1月24日告示、31日投票)で現有議席確保をめざす増田こうじ(64)、市来りえ(49)両市議が決意表明しました。 講演した藤野やすふみ衆院議員は「医療崩壊の危険が目の前に迫っている。中小業者は年を越せないと悲痛な声をあげている」とコロナ禍を報告するとともに菅政権の対応を「無為無策」と告発。PCR検査の抜本的拡大や消費税減税など日本共産党の提案を紹介し「政治の姿勢が問われている」と菅政権を批判しました。またカジノ固執や高校を3分の1減らす統廃合問題など県民不在の和歌山県政を批判。日本学術会議任命拒否や「桜を見る会」などの悪政を追及し、岩出市議選勝利、総選挙での日本共産党躍進、野党連合政権を実現しようと訴えました。 参加者は「菅政権はコロナ対策が全くできていない。医療への支援は不十分、GOTOはやめない。こんな政権は変えるしかない。共産党が躍進して野党連合政権をつくってほしい」と話しました。

御坊市で防災シンポ

 日本共産党の「くすもと文郎県議事務所」は15日、「第2回防災を考えるシンポジウム」を和歌山県御坊市で開きました。 楠本県議は、気候変動への対応待ったなしと論陣を張った県議会質問を報告。日高川水系整備計画について、西川のしゅんせつ、日高川河川内の樹木伐採、藤井堤防道路の拡幅のために地元で話し合いがすすめられるなど整備計画はすすみ始めたものの、野口堤防の強化、堂閉川・斎川の拡幅、下川整備は計画だけで具体化はこれからであることや、8年前にいっせい放流で大きな被害を出した椿山ダムの問題点など示し、防災対策の強化を願う住民の声を県政に届けるため全力をあげる決意を表明しました。 参加者から「樹木伐採でどういう工事をしているのか気になっている。崖のうえに家があるので心配だ」「西川のしゅんせつで矢板の中に土を入れている。川幅が狭くなるのではないか」など次々と質問があり、楠本県議が丁寧に答えました。

労働者後援会がつどい

 和歌山県と和歌山市の日本共産党労働者後援会は13日、「働くことと政治を考えるつどい」を和歌山市で開きました。 講演した岩橋祐治氏は「生活できる賃金は年280万円。結婚すれば400万円いる」とのべ非正規労働者のきびしい状況や、低賃金を強いられる女性労働者がコロナ禍で生活できなくなっていることを告発。1990年と2018年を比較し、2度の大増税により国民から取り立てた消費税を13兆円増やした一方、大企業・大金持ち向け大減税で12兆円減らした安倍政権を批判するとともに、同政権を継承する菅政権が自助を強調して国民の暮らしをさらに破壊しようとしていることを糾弾し、悪政の転換を訴えました。また、菅政権と正面から対決し、市民と野党の共闘に全力をあげる日本共産党の躍進を力説。次期総選挙で菅政権を退陣に追い込み野党連合政権を実現しようと訴えました。

党活動家の墓合葬・追悼式

 日本共産党和歌山県委員会は7日、第17回「和歌山県日本共産党活動家の墓」合葬・追悼式を和歌山市で実施しました。 下角力県委員長はあいさつで、1992年に党創立70周年を記念して建立されたなど墓の由来を紹介。日本共産党が、日本学術会議の任命拒否など国民不在・強権政治を展開する菅政権と正面から対決し、来るべき総選挙で野党連合政権による政権交代をめざし奮闘していることを報告し、希望ある政治実現ための全力をあげる決意を表明しました。 同日、遺族の同意を得て合葬したのは2018年8月からの2年間で亡くなった方々など7人。遺族代表はあいさつで「党員として地道に人とつながる活動をしていた」と故人を偲び、これからも社会革新のため力を尽くしたいと話しました。