2020年1月

くちくまの・上富田町

 上富田町は和歌山県下で唯一ダムのない富田川が流れる自然豊かな町です。川の水が綺麗で、海から上がってくる美味しい海産アユが育ち、友釣りも盛んです。車を少しは知らせれば、黒潮の流れるきれいな海が見え、磯釣りや船釣りもでき、京阪神から多くの方が来られています。自然豊かな場所で住みたい方には最高の地域です。 また、熊野古道中辺路の入り口でくちくまのと言われる地です。この地には八上王子、稲葉根王子、一瀬王子があります。 世界遺産の稲葉根王子は上富田町岩田字王子谷(国道311号)の入口にあり、熊野九十九王子の中でも社格の高い准五体王子で、天仁2年(1109年)の「中右記」にもその名が見え、社歴も古く、格別に崇敬されていました。この王子の神は熊野本地曼陀羅に稲を背負う翁の姿で描かれ、別名稲荷王子と呼ばれ、稲荷信仰に深い関係を持つ。熊野街道中辺路の重要な垢離場とされた石田川(富田川)の徒歩地点に近い要所に位置し、この王子で馬を捨て、川で水垢離を取りつつ対岸の一瀬王子へ渡ったといわれています。近年は、セルフ宿も1軒でき、熊野古道歩きのシーズンには海外の方が宿泊するようになってきています。 また、この町は海に面していず津波の心配もなく、土地が安く、観光地の白浜町や田辺市で働く人の住宅地になっていて、周辺市町からの移住で人口は少しづつ増え、15,563人です。しかし、学校給食はやっと2年前から、子ども医療費の中学卒業まで無料は県下で一番遅く、今年度からスタートしたばかりです。子育て支援がこれから重要となっています。 上富田町議 吉本和広

党和歌山県議団は29日、来年度予算で仁坂吉伸知事と懇談

 奥村規子県議は子どもの貧困問題で要望。知事は昨年県が実施した子どもの生活実態調査の結果を紹介しながら、来年度に居場所づくりと教育指導を一体にした新政策を提案することをあきらかにしました。楠本文郎県議が提起した環境問題で、知事は太陽光発電建設に関わる県条例を示し「(乱開発に)きちんと対応する」と約束。高田由一県議が求めた被災者生活再建支援制度の拡充に対し、知事は紀伊半島大水害時の対応を例に「実際に被害を見ながらになる」としました。杉山俊雄県議は教員の変形労働時間制を県条例に制定しないよう求め、知事は「(杉山県議の意見に)賛成だ」と答えました。また知事は地球温暖化防止について「どんどん意見を出してほしい」とのべ、ひきこもりサポート事業について「全体的に実態をよく調べてみる」としました。県庁正門に非核和歌山宣言のパネルを設置することについては拒否。福祉避難所や児童相談所について現状を報告しました。

日本共産党和歌山県委員会は24日、新春のつどいを開催(和歌山市)

 下角力県委員長は主催者あいさつで、桜を見る会で逃げ回る安倍政権を「政権末期」と批判し、和歌山で本気の共闘を実現し自民党の牙城を崩そうとよびかけました。  宮本岳志前衆院議員は、昨年の参院選や高知知事選、現在たたかわれている京都市長選の状況を報告し「市民と野党の共闘にこそ未来がある」と強調。希望ある政治を実現するため「和歌山で新しい市民と野党の共闘を切り開こう」と訴えました。  国民民主党県連代表の岸本周平衆院議員や国民民主党県連代表の谷口和樹県議らのメッセージが紹介され、スピーチした9条ネットわかやまの藤井幹雄弁護士は、野党統一候補としてたたかった参院選をふりかえり「今年こそ安倍改憲を葬り去ろう」と力説。社民党県連の東山昭久代表代行は「市民と野党の共闘で衆院選をたたかおう」と訴え、新社会党県本部の小谷英治委員長は「みなさんといっしょにたたかいをすすめる」とのべました。

「桜を見る会」で宣伝(15日)

日本共産党和歌山県委員会と同北部地区委員会は15日、JR和歌山駅前で、「桜を見る会」で宣伝。井本有一和歌山市議らが安倍政権退陣を訴えました。  参加者らは、安倍晋三首相の後援会による「前夜祭」が政治資金規正法や公職選法の違反の疑いが濃く、桜を見る会にかかわる公文書では招待者名簿などの資料の国会提出を拒み、破棄されたとされる資料のバックアップデータの復元すら拒んでいることを告発。反社会的勢力の参加など数々の問題点を示し、「首相の言い逃れは通用しません。疑惑は深まるばかり。こんな政権は退場しかない」と訴えました。宣伝を見た女性は「安倍さんにはやめてもらうしかない」と何度も繰り返しました。

近畿いっせい宣伝(10日)

JR和歌山駅前では井本有一和歌山市議らが宣伝しました。井本市議は、米軍がイラン革命防衛軍の司令官を空爆で殺害したことを非難。イランが米軍のイラク駐留基地をミサイル攻撃したことに「戦争に突き進むな」と訴えました。また、米軍によるイランの司令官殺害に対し、国連事務総長が「深い懸念」を表明するなど世界が批判するなか、安部晋三首相が態度表明を避け続けていることを指摘。安倍政権がトランプ大統領の対イラン有志連合構想の参加要請に事実上応えるため自衛隊の中東派兵を閣議決定したことを告発し、同閣議決定を撤回するよう要求しました。

「安倍政権は中東派兵をやめて、話し合いによる外交を」緊急宣伝(9日)

 日本共産党和歌山県委員会と北部区委員会は9日、JR和歌山駅前で緊急宣伝を行いました。夕方4時からの宣伝でしたが、和歌山市議(森下佐知子、南畑幸代、坂口多美子、井本有一)をはじめ8人が参加。市議は、  「米軍がイラン革命防衛隊の司令官を空爆で殺害したのは、どんな理由があっても正当化できない。国際法と国連憲章に違反した無法な先制攻撃だ」と非難。「中東全体を巻き込んだ、破滅的な戦争に突き進む危険がある。あらためて、すべての関係者に自制を求める」と話しました。そして、「米国とイランの緊張激化は、トランプ米政権がイラン核合意から一方的に離脱したことに原因があり、アメリカは核合意に戻り話し合いによる解決を」と指摘しました。さらに、安倍政権が中東沖への自衛隊派兵を閣議決定したことについて、市議は「こんなときに自衛隊を派兵するなど、あまりに危険だ」「閣議決定を撤回すべきだ」と訴えました。  「しんぶん赤旗」日曜版と近畿民報は、少なくない女子高校生が受け取りに来るなど、女性を中心に配布されました。

和歌山市で新春宣伝(4日)

和歌山市では4日、奥村規子県議、南畑幸代、坂口多美子両和歌山市議が市内各地で宣伝しました。3氏は、仁坂吉伸知事が和歌山市に誘致しようとするカジノを中核とする統合型リゾート(IR)について「和歌山にカジノはいらない」ときっぱりと反対。IRをめぐって秋元司衆院議員が汚職で逮捕され、さらに自民党や維新の会の衆院議員5人が東京地検特捜部に事情聴取されるなど泥沼の広がりを見せていることを指摘し、徹底解明とカジノ誘致の撤回を要求しました。また、桜を見る会での税金私物化や、トランプ大統領の対イラン有志連合構想の参加要請に事実上応えるため国会の承認を得ずに閣議決定だけで自衛隊を中東派兵するなど安倍政権の暴走を告発し、「市民と野党の共闘でアベ政治を終わらせましょう。野党連合政権で新しい政治を」と訴えました。