2019年9月

日本共産党南地区委員会は28日、和歌山県古座川町の洞佳和町議を講師に「集いを学ぶ交流会」を開催

 日本共産党南地区委員会は28日、和歌山県古座川町の洞佳和町議を講師に「集いを学ぶ交流会」を和歌山県串本町で開きました。  洞氏は、集いを月1回、地区の集会所を借りて、そこに住んでいるすべての住民にビラを配りながら声をかけて開催していることを紹介。「集いは党活動の推進軸という位置づけをしており、いろんな思いを出してもらう中で、ひょっとしたら野党連合政権はできるんじゃないかという雰囲気が出てくれば、必ず政治は変わると思う」と強調しました。また、定数2の県議選を勝利した和歌山県西牟婁郡の「集い」について、高田由一県議や、すさみ、上富田、白浜の各町議、党指導部の奮闘を指摘。「古座川町でも引き続きがんばります」と決意を語りました。  参加者から「その取り組みで入党者と機関紙の購読はどのように前進したのか」などの質問があり、洞氏は入党を訴えた人は100人を超えていると答えると驚きの声があがりました。

党北部地区委員会は27日、和歌山市内の各駅頭で消費税増税の中止を求める宣伝

「しんぶん赤旗」近畿版より  日本共産党北部地区委員会は27日、和歌山市内の各駅頭で消費税増税の中止を求める宣伝を実施しました。  JR和歌山駅前では井本有一和歌山市議らがマイクを握り、「増税が目前に迫り、国民のみなさんの不安はますます強まっています」と指摘。9月中旬に実施されたマスコミの世論調査でも消費税増税に反対が50%、景気に影響が出ると思うが63%を占めることを紹介するとともに、安倍政権が2回にわたり増税を延期したときよりも経済情勢が悪化していることを示し、増税中止の1点で力を合わせましょうとよびかけました。 同日、奥村規子県議、坂口多美子市議が和歌山市内で行動

県議会が、カジノ誘致を推進する決議を強行。日本共産党県議団(4人)は反対し、声明を発表

「しんぶん赤旗」近畿版より  和歌山県議会は27日、「統合型リゾート(IR)の誘致に関する決議」を賛成多数で可決。日本共産党は反対討論を行うとともにカジノ誘致に反対する声明を発表しました。  カジノ誘致を推進する同決議には、日本共産党県議団(4人)、立憲民主党と維新の会の各議員の計6県議が反対しました。  党県議団は反対討論や声明で、カジノは人の射幸心を利用し、何も生産することなく、付加価値も生まず、人のお金を移動するだけで、勤労意欲をそぎ、カジノ業者が国民・県民のお金をまきあげるもので、まともな経済活動とはいえないと指摘するとともに、カジノ誘致によりギャンブル依存症が間違いなく増加すると告発。人口減少対策、経済成長を考えるのであれば、地域に根差した健全な施策に徹するべきだと提案し、カジノ誘致に強く反対しました。 Microsoft-Word-1909IR声明12717ダウンロード

橋本市議会は、水道料金の大幅引き上げ条例案を可決(25日)

「しんぶん赤旗」近畿版より Microsoft-Word-【声明】水道値上げについて19092512685ダウンロード  和歌山県橋本市の水道料金値上げを同市議会が可決した問題で「橋本市の水道問題を考える会」(中田眞一会長)は25日、声明「市民にさらなる負担を強いる水道料金の値上げは許せません」を発表しました。  水道料金引き上げは、日本共産党2、無所属3が反対し、自民2、公明2、無所属8が賛成して可決しました。値上げ案は当初、20年間で195億円、20%以上の値上げとしていましたが、市民の批判のなか11%(税込み)に値上げ幅を変更。6月市議会で当初の195億円の根拠について「コンサルから出ております」とし、8月の経済建設委員会では浄水場更新費用30億円の根拠を「業者からの見積もり、過去の実績、カタログ価格などから算出」と答弁などし、市民から「十分な根拠があるのか」と批判の声があがっています。  声明は、もともと県内でも高い水道料金をさらに値上げすることは住民の生活に大きな困難をもたらすと批判。値上げの根拠も「必要があるのか疑問」と告発し、負担のあり方は市民の納得を得てすすめるべきだと、値上げ条例案の実施中止、廃止を要求しました。  日本共産党橋本市議団は、そもそも市の水道事業が黒字なのに、料金値上げが国から押し付けられた計画を実行するため、膨大な工事費を確保しようとするものと告発。専門家の力もかりて、値上げしないで工事を行うことが可能であることを示し、提案しています。

楠本ふみろう県議が、椿山ダムの放流問題について質問

 和歌山県議会で日本共産党の楠本文郎県議は20日、災害対策などで一般質問しました。  楠本県議は、3年前の水害時、放流により大きな被害を出した日高川にある県営椿山ダムについて「(堆積土砂で)貯水容量が小さくなっているのではないか」「海抜184メートル以下に事前放流しておくことも視野に入れるべきだ」などの市民の声を紹介。「住民の意識として『ダムがあるから洪水はあり得ない』の意識から脱却する必要がある」とダムの適切な運用を求めました。髙松諭県土整備部長は「ダムの堆積土砂は全国的な課題になっている。情報収集に努める」と答弁。また日高川水系整備計画の進ちょく状況を報告しました。  国税の森林環境税と県税の紀の国森づくり税について「なぜ目的税として二重に課税までして森林に投資するのか」という追及に角谷博史農林水産部長は公募事業などをあげ「紀の国森づくり税は森林環境税との住み分けを行っている」としました。学校司書の配置について宮﨑泉教育長は「十分な状況ではない」としました。

高田よしかず県議が、被災者支援などで一般質問(17日)

 和歌山県議会の一般質問で日本共産党の高田由一県議は17日、被災者支援などで県の姿勢をただしました。  高田県議は、被災した住宅に最大300万円を支給する国の被災者生活再建支援制度について、同じ被害でも災害規模や被害の判定によっては対象とならない問題点を指摘。県独自の再建支援制度を求めました。  福祉保健部長は「被害状況にその場で対応していく」と応じませんでしたが、仁坂知事は「引き続きよく考えて続けていきたい」と答弁しました。  高田県議は、防災上重要な位置をしめる周参見川の整備計画策定と、住宅浸水被害が多発している白浜町内の富田川の早急な築堤を要求。県土整備部長は「県内の残る2割の河川整備計画策定を進め、国の予算活用などで富田川の整備に取り組む」と答えました。  使用済み核燃料の貯蔵施設の県内立地問題で高田県議は、知事が関電に直接受け入れ拒否を伝えることや、核関連施設を受け入れないことを条例化して県内外に発信するよう求めました。  仁坂知事は「受け入れるつもりはなく、すでに関電に伝えている」としましたが、「条例制定による意思表明は性質になじまない」とのべました。

串本町の大島と潮岬

串本町の大島と潮岬は海底火山の噴火による火成岩の島として誕生しました。潮岬は砂が溜まって陸続きとなりましたが、弥生時代の笠島遺跡の調査から、2000年前には間に海峡があったことが明らかとなっています。名勝橋杭岩も浅い海で堆積した泥岩の割れ目にマグマが貫入して固まり、その後の隆起で、軟らかい泥岩層が波に削られ、硬い火成岩が残ってできました。この夏、潮岬にジオパークセンターが出来て、大地の成り立ちから気候風土、自然のメカニズムまで、こどもからお年寄りまでが楽しめ学べる拠点施設となっています。1500万年前のダイナミックな火山活動の様子も映像体験ができます。入場無料で年末年始以外は休みなしで営業しています。ジオパークガイドが2名常勤していて、館内の案内や実験の実演などを行っており、私も時々館内ガイドを担当していますので、皆さんぜひお気軽にお越しください。 串本町議 仲江 孝丸

ダイジェスト「とことん共産党」「小さき者の幸せが守られる経済へ」16分

「とことん共産党」 市民と野党の共闘で「小さき者の幸せが守られる経済へ」  ゲスト 浜矩子さん(同志社大学大学院教授・経済学者)  MC・司会 小池晃書記局長、朝岡晶子さん 2019.8.29 https://youtu.be/JdULxq0cZ9E

野党連合政権にむけた話し合いの開始を呼びかけ(志位委員長)

みなさんのご意見をお聞かせ下さい。 参議院選挙は、改憲勢力が3分の2の議席数を割り、自民党が改選比で9議席を減らし、参議院での単独過半数を失いました。この結果をつくるうえで、決定的役割を発揮したのが、市民と野党の共闘です。 来たる総選挙は、安倍政権・自民党政治に代わる野党としての政権構想を、国民のみなさんに示してこそ、市民と野党の共闘を本当に力あるものにできると考えています。 日本共産党は、「党創立97周年記念講演会」をご一読いただき、ご意見をお寄せ下さい(和歌山県委員会のメールまたは郵送でお寄せ下さい)。 下記の動画は、党創立97周年記念講演ダイジェスト版です。26分 https://youtu.be/1yiAveSUpHI 話し合いませんか。野党連合政権への道(つどい) 日本共産党は、「野党連合政権への道」を一つのテーマに、「つどい」を開催しています。例えば、 上記の「党創立79周年記念講演ダイジェスト」や、下記の動画ーとことん共産党 市民と野党の共闘で「小さき者の幸せが守られる経済へ」のダイジェスト版(16分)をみんなで視聴して、みなさんから、ご意見をお聞きする「つどい」です。 ご連絡いただければ、日程と会場などご相談させていただきます。 https://youtu.be/JdULxq0cZ9E 日本共産党に入党した私の理由(わけ) https://www.youtube.com/watch?v=E24G1cdQIf0&feature=push-lsb&attr_tag=6eTtYtc1CqXptx6g%3A6 入党、「しんぶん赤旗」の購読の申し込み 日本共産党の基本情報 https://www.jcp.or.jp/kihon/ 「しんぶん赤旗」の紹介 https://www.jcp.or.jp/wm/akahata/ 保守の論客は日本共産党をどう見ているのかがよくわかる https://www.youtube.com/watch?v=k7SBayXFu1M つどい会場の募集 90分ほど、「つどい」の会場としてご自宅などを提供していただけませんか。   提供していただける方は、「メール」 (備考欄に、会場提供などと記入してください)または電話でお知らせ下さい。 「つどい」は、「日本共産党に言いたいこと、聞きたい会」「政治、くらしに役立つことなどのおしゃべり会」、県政・市政・町政報告会などです。参加いただいた方のご意見をお聞きし、懇談する場です。準備を含めて90分ほどです。

有田市議選で空白克服・小西敬民氏当選

 和歌山県有田市議選が8日投開票され、日本共産党の小西敬民氏(67)=元=が当選。12年ぶりに同市の日本共産党議席を回復しました。  小西氏は、7月末に立候補を表明後、大奮闘して先行する新人や現職らを猛追。ため込んだ7億円の基金を活用して国保税の1世帯2万円値下げや、近隣市町のように子どもの医療費を高校卒業まで無料にすること、危険な水路や側溝の緊急対策や有田川の土砂撤去など浸水・洪水対策などをかかげ、663票、得票率4・22%を獲得しました。  当日有権者数は2万3780人、投票率は66・97%でした。