和歌山県委員会は26日、風力発電問題の学習会

 和歌山県では各地の山林につくられた風力発電の風車がおこす低周波による健康被害を住民らが訴え、また海南市・紀の川市・紀美野町・有田川町の山林にまたがる計画(総出力32万4,000キロワット)では紀美野町で反対署名が町民の%を集めるなど住民運動が広がり、御坊市・日高町・美浜町の洋上にまたがる計画(同万キロワット)に住民から不安の声が上がっています。

 講演した岩渕友参院議員秘書の安部由美子氏は、遅れている日本の再生可能エネルギー導入を批判する一方、海外資本や大手事業者が巨大な資金力で展開する風力発電や太陽光発電の大規模化、集中立地による環境破壊を告発。全国の住民不在の風力発電計画の惨状を報告し、地域の環境保全と地域経済に貢献する再生可能エネルギー導入を訴えました。  参加者らは運動の状況を報告するとともに様々な質問や意見を出し、問題解決をめざし話し合いました。