コロナ検査体制の充実を・高田由一県議

コロナ検査体制の充実を・高田由一県議

 和歌山県議会で日本共産党の高田由一県議は7日、新型コロナウイルス感染症などで一般質問しました。
 高田県議は、この間のコロナ検査での陽性率の非常な高さを示し、検査が不足し感染実態とずれている危険性を指摘。検査キット配布を急ぐことや小学校・幼稚園・保育所・学童保育などの定期的検査の実施を求めました。志場紀之福祉保健部長は小学校などに週1回の職員への検査を3月末まで実施することを報告。仁坂吉伸知事は「第6波は減少傾向にあると思うが下げ止まりという状況か。積極的疫学調査、つまり保健医療行政の働きにより感染の早期終了に努める」としました。
 高田県議は県立図書館の資料費が減っていることを指摘。読書バリアフリー法への対応や将来像についてただしました。知事は「読書文化の振興を図るために図書の充実に努める」としました。
 高田県議は、自治体で働く保育士などケア労働者の賃上げについて質問。県内市町村からの国の処遇改善交付金の申請が少ない実態を示し、手続きについて市町村に周知するよう要望しました。