コロナ対策の充実を・高田由一県議
和歌山県議会で日本共産党の高田由一県議は17日、新型コロナウイルス感染症などで一般質問しました。
高田県議はコロナ対策で重要な位置を占める保健所が都市部を中心に全国で激減させられた一方、和歌山県では保健師や住民の運動もあり7保健所1支所が維持されてきたことを示し、県の姿勢をただしました。仁坂吉伸知事は、コロナ対策での保健所が果たした役割を報告し「地域住民の安全・安心の拠点となるように一層の機能向上を図る」と答弁。紀南地方に検査機器もすえたPCR検査センターを設置する問題については「(検査体制を)きちんと整える」という答弁にとどまりました。宮本浩之福祉保健部長は、大幅な収入減となっている医療機関支援について持続化給付金などの活用を紹介するにとどまり、情報共有不足が指摘される市町村との関係について「個人情報の保護に配慮しつつ情報共有を行う」としました。
今国会で審議が見送られた種苗法改正案について角谷博史農林水産部長は国の主張を代弁。高田県議は農家の自家増殖が禁止され、大手の種子企業に種の権利が独占される懸念を表明しました。
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