クビアカツヤカミキリ被害・奥村規子県議が調査

クビアカツヤカミキリ被害・奥村規子県議が調査

 桃や桜などを枯らす外来昆虫クビアカツヤカミキリの被害が広がるなか奥村規子県議は26日、和歌山県紀の川市の県果樹試験場かき・もも研究所で対策状況を調査。高田由一前県議、門眞一郎紀の川市議、高本勝次橋本市議、東芝弘明かつらぎ町議が同行しました。
 果樹王国和歌山県では、2012年に国内で被害確認されて以降、対策準備を開始し2019年に桃で被害確認。これまでに桃やスモモ、梅など3300本、桜230本の被害です。
 研究所の和中学所長は「準備した和歌山でもこの状況です。対策しなければ全滅もありうる。農家だけでなく県民のみなさんの力が必要」と力説。参加した橋本市の農民は「昨年一気に広がった。新しく苗木を植えても5年は収穫できず補償もない」と苦渋をにじませました。特効薬的な対策が見つかっていないなか長期対策の必要性や耕作放棄地、国への補償要望などで意見交換しました。