高田県議 コロナ対策の強化を

和歌山県議会で日本共産党の高田由一県議は16日、新型コロナウイルス感染症などで一般質問しました。
高田県議は、コロナ対策で党県議団が求めてきた高齢者施設などへの定期的検査で、県が5月に無症状者も含めた高齢者施設職員への週1回の抗原検査を実施したことを「大きな前進」と評価。志場紀之福祉保健部長は、検査により職員2人の陽性が確定し速やかに入院するなど感染拡大を未然に防止したと報告。高田県議は6月以降も必要とあれば高齢者施設に限らず活用するよう求めました。また事業者給付金の対象要件である売り上げ要件をなくすよう求めるとともに、各種支援策の周知を求め、寺本雅哉商工観光労働部長は「積極的に周知する」としました。
高田県議は、災害時の高齢者や障害者などの個別避難計画の作成についてケアマネージャなどとともに計画するよう提案。福祉保健部長は「福祉専門職の参画を得ることは有効な手段」と答えました。
高校生の就職活動について仁坂吉伸知事は、大学生に比べ高校生の離職率が高いのは一社推薦制度にあると持論を展開。今年度から一社推薦制度を廃止したことに対し高田県議は「学校現場の意見を丁寧に聞き対応してほしい」と求めました。