紀の川市議選で3市議奮闘
和歌山県紀の川市議選(定数2減の20、28日告示、12月5日投票)で石井ただし(47)、中村まき(43)、かど真一郎(72)の3市議が、現有議席の確保めざし奮闘しています。
紀の川市は2005年の合併以来、学校給食の自校方式廃止や施設統合、図書館の統合、保育所の民間移管などを繰り返し、市職員は725人から542人にまで減らされ、市周辺部は疲弊。一方、市はこの4年間だけでも財政調整基金など自由に使える貯金を42億円からほぼ倍の80億円に増やしました。
4年前に2議席から3議席になった日本共産党市議団は、来年3月からの移動図書館の実施や、学校図書館への司書増員、就学援助の入学前支給、中学校体育館へのエアコン設置、学校トイレの改修、国保税や介護保険料の引き下げなどを実現。財源も示し、学校給食の無償化など市民要求を実現しようと訴えています。
選挙は定数2減のなかで少数激戦が予想され、前回を上回る得票が必要となり、誰が落ちても不思議ではない様相です。現地選対は「非常にきびしい選挙です。最大限の支援を」と訴えています。
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