空港軍事利用で抗議

民間空港を軍事利用できるようにする特定利用空港に和歌山県の南紀白浜空港が指定された問題で、日本共産党和歌山県委員会(下角力委員長)と奥村規子県議は2日、空港軍事利用に抗議し撤回を求める声明を出し岸本周平知事に提出しました。
政府は1日、8空港・港湾を特定利用空港・港湾に追加したと発表し、同空港・港湾は36カ所になりました。九州以外での特定利用空港指定は初めてで、本州では南紀白浜空港だけです。
声明は、政府が有事と判断すれば自衛隊や米軍が優先的に利用を要請できることを指摘。熊本県や沖縄県の指定施設での米軍利用の常態化や有事の際に相手国の攻撃対象になる危険性がありながら白浜町民や県民への説明のないことを示し指定撤回を要求しました。
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