新型コロナ感染症対策本部ニュースNO.1

日本共産党和歌山県委員会は、新型コロナ感染症対策について、県内各団体、地方議員などによる状況把握、交流の会議を開き、そこで出された様々な問題について対策本部会議で話し合いをしました。今後順次、情報提供などしていきます。
 
マスク不足への対応
国が買い上げたマスクが3月16日、県に4万枚送付されました。感染症指定医療機関、在庫不足など緊急性の高い医療機関等へ、市町村を通じて提供されます。
国の緊急対応策で出した布製マスク2000万枚(介護施設等)、医療機関向けマスク1500万枚についてどうなるかはまだあきらかにはなっていません。
有田川町は35000枚の備蓄に加え日赤から6000枚寄贈があり、2月中に医師会、介護施設、妊婦さんなどへ15600枚を配布。湯浅町も2月中に小中学校、幼稚園・保育所、老人福祉施設、65才以上の町民などに約23000枚配布しました。
ほかの市町村にも一定数のマスクの備蓄があることがわかりました(白浜町4万、田辺市7万、海南市など)。医療機関や介護施設、学童保育などへの緊急配布を求めましょう。
 
コロナウイルス感染症の影響による休業や失業で生活資金に困る方への緊急貸付
市町村社会福祉協議会を窓口に3月25日から受付開始
●緊急小口資金(休業等で収入減少した場合)
 貸付上限 10万円、学校休校等の特例20万円
 1年据置、償還期限は2年以内、無利子・保証人不要
●総合支援資金(収入減少や失業等で生活に困窮した場合)
 貸付上限 2人以上 月20万円 単身 月15万円
 貸付期間 原則3月以内
 1年据置、償還期限は10年以内、無利子・保証人不要
償還免除あり:償還時になお所得の減少が続く住民税非課税世帯の償還を免除することができる。
 
国保の資格証は被保険者証とみなす(厚生労働省「通知」)
 資格証の方にはこの連絡を。さらに「短期保険証」の発行を
 
学校休校にともなう、学校受け入れ、学童保育、学校施設開放などの問題
 古座川町は17日から学校を再開しました。
日本共産党の政府への申し入れ(3月18日付け「赤旗」)を参考に、市町村ごとの具体的な問題の改善を申し入れましょう。
保護者の収入補償、給食業者への補償
 国の助成金は(日額上限8330円)は企業が活用しなければ補償されないもの。フリーランスの1日4100円は不十分なものです。また給食業者の収入減への補償、市町村の相談窓口の設置も求めましょう。
 
県内の感染症発生状況
(3月18日時点 県HP)
感染者数は15人。
陽性の方4人(入院治療中)。既に陰性の方10人(うち健康観察中2人、社会復帰8人)。亡くなられた方1人。
これまでの検査実施は
1076人。