感染者数をもとにした早期対策と検査拡大を 県議会高田議員
和歌山県議会で日本共産党の高田由一県議は8日、新型コロナ対策などで一般質問しました。
高田県議は、医療のひっ迫状況を重視する政府の新方針では不安であり、全国知事会も提言している新規感染者数をもとにした早期対策が重要と指摘。その上で、ワクチン接種できない人や自らの意志で接種していない人への無料検査について質問しました。
危機管理監は「健康上の理由や副反応の懸念等によりワクチンを受けられない方へのPCR検査等の無料化を支援する」と答弁。高田県議は、ワクチン接種対象となっていない子どもらが利用する施設への抗原検査キット活用を求めました。
また、わいせつ事件が起きた県児童相談所での今後の対策を質問。福祉保健部長は「夜間シフトと見回り体制の見直し、入所時の子どもの権利ノートの説明、弁護士・社会福祉士等と児童との面談の拡充などに取り組んでいる。被害児童へは定期的面談の継続や性暴力救援センターへの通所支援など全力でフォローしている」と答弁しました。
さらに高田県議は、障害者のユニバーサルツーリズムの推進についても質問しました。
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