古座川町の歴史

古座川町の歴史

 古座川町の歴史は、江戸時代は紀州藩に属し、古座組と三尾川(みとがわ)組に分かれていました。1871年(明治4年)の廃藩置県を経て、1889年(明治22年)に高池村、明神村、小川村、三尾川村、七川村が発足。1956年(昭和31年)市町村合併により現在の古座川町が誕生しました。

 古座川町は人口2,744人の小さな町。面積は294㎢であり、そのほとんどが山林です。以前は、木材産業が盛んで、私も「いかだ」で材木を運んでいるのを見た記憶があります。また、七川村(河口から60㎞上流)には、水車を動力源とした製材所があり、「もう一度昔に戻りたい」とは、お年寄りの独り言です。

 町の中央には古座川が流れ、上流には、佐田の桜で有名な「七川ダム」があり、夏になれば鮎釣りで賑わい、流域には天然記念物の「一枚岩」(左側の写真)「虫食い岩」「滝の拝」(右側の写真)などがあります。“信号機もコンビニもないが、自然豊かな古座川町である ” は町のキャッチフレーズです。

古座川町議 洞 佳和