共産党に広がる期待

 裏金事件を口先だけの「謝罪」ですます自民党に県民から嫌悪の声が上がり、政治を歪め腐敗させる企業団体献金も政党助成金も受け取らず廃止を求める日本共産党に期待が広がります。
 和歌山県海南市で石破茂首相は裏金事件に「深くお詫び申し上げる」など空虚な言葉を並べるだけ、森山裕幹事長に至っては和歌山市で「刑事事件になってない」と事実に反する演説をする無反省ぶりです。日本共産党北部地区委員会に電話した市民は「自民党以外に投票したことはない。今回初めて清潔では対極になる共産党に入れる」と約束しました。裏金事件で自民党に助け船を出す維新の会にも県民の批判は止まず支持者も「いまの維新は支持できない」(和歌山県岩出市)とさじを投げます。
 日本共産党は井本ゆういち1区候補、くすもと文郎2区候補を先頭に支部・後援会が奮闘し「維新が高齢者の医療費窓口負担を3割にと公約しているというと『知らんかった』とお年寄りの目の色が変わる。人ほどが支持を約束してくれた」(和歌山県有田川町)など支持を広げています。党県・地区委員会は「頑張れば頑張っただけ結果につながる」と最後の最後までの奮闘をよびかけています。