万博は中止を/たつみコータロー比例候補

日本共産党和歌山県委員会は23日、全県議員研修会を和歌山県湯浅町で開き、たつみコータロー近畿ブロック比例候補が大阪・関西万博について報告、万博中止を訴えました。
たつみ氏は、万博会場について廃棄物処分場という埋め立て地でのメタンガスの危険性を列挙。3月に発生した爆発事故について「起こるべくして起こった」と事故前から作業中止のメタン濃度が76回、爆発濃度が17回観測されたことを指摘するとともに、事故後にまともな記者会見をしないなど隠ぺい、矮小化を告発しました。また災害時に15万人が孤立、間に合わないパビリオン、膨張する事業費など問題だらけの万博への子どもたちの遠足は中止するしかないと力説。「今からでも止められる」とカジノ誘致とセットの万博中止を要求しました。
和歌山県は小中学生の入場料補助など万博遠足に前のめりで、和歌山県教職員組合と和歌山県高等学校教職員組合が学校に強制するなと申し入れました。