万博の子ども動員は中止を/奥村規子県議が知事と懇談

万博の子ども動員は中止を/奥村規子県議が知事と懇談

 日本共産党の奥村規子県議は30日、県民諸要求で岸本周平知事と懇談。万博への子ども動員中止を求めました。
 奥村県議は、万博への県内小中学生の「教育旅行」について学校や保護者に情報が届いていないことを指摘。爆発事故を起こしたメタンガスの広域圏検出や会場まで1キロも歩かせること、熱中症対策、食事場所など数々の問題点をあげ中止を求めました。知事は「1キロ歩く。小学1年生にはどうか。屋根がないことをどうにかしてくれと強く申し入れている」としました。
 奥村県議は、物価高騰が中小業者の経営や県民の暮らしに襲いかかっていることを示し、国に対策予算の大幅な引き上げを求めることや県独自の対策の実施を迫りました。知事は「国に強く申し入れたい」としものの県独自策については「まず国が先なので」としました。
 コロナ禍での医療機関への県助成の求めに知事は「まず国が」とし、能登半島地震では支援に入った県職員の中間報告を9月議会に出すとしました。