衆院和歌山1区補選に、くにしげ秀明氏

 日本共産党和歌山県委員会は8日、県庁内で会見。党北部地区委員長の、くにしげ秀明氏(62)=新=が岸本周平衆院議員の知事転出に伴って実施される衆院和歌山1区補選(4月11日告示、23日投票)への出馬を表明しました。
 くにしげ氏は、岸田自公政権がすすめる戦争国家づくりを批判。専守防衛を完全に投げ捨てる敵基地攻撃能力の保有が、自衛隊と米軍が融合する形で相手国の基地や政府中枢などを攻撃する全面戦争、先制攻撃に参加することになり、その結果、相手国の報復を招き、日本を焦土と化す危険があると指摘し、大軍拡・大増税の岸田政権に正面から対決する日本共産党の候補者として平和と国民生活を守るため全力をあげる決意を表明しました。
 下角力県委員長は、ジェンダー平等や気候危機打開などを日本共産党の政策を紹介。補選に自民党や維新の会の候補者が名乗りをあげているもと、軍拡推進勢力と、くにしげ氏との対決であることを強調しました。

 くにしげ氏の略歴 大阪市生まれ。和歌山大学卒。「しんぶん赤旗」和歌山県記者、2014年衆院選和歌山1区候補などを経て現在、党和歌山北部地区委員長・県常任委員。