杉山としお県議事務所が農業シンポ

 杉山としお県議事務所は4日、紙智子参院議員を招きシンポジウム「農業の未来と学校給食のこれから」を和歌山県紀の川市で開きました。
 杉山県議は「和歌山県では年900戸の農家が離農している。県は儲かる農業しか支援しない」と批判。学校給食に県産小麦が使用され始めたことを紹介し、給食に地元農産物をなど、農業を守るために全力をあげる決意を表明しました。
 農協組合長は、環境保全など農業の多面的機能を紹介し「軍事費にあれだけの予算を使うなら、もっと農業に」と求めました。
 若手農家は「就農したとき、いろんな人が手伝ってくれ続けてこれた」とサポートの大切さを強調しました。
 紙氏は、軍事費が農業予算を上回り増え続けていることを示し、統一地方選での杉山県議勝利で大軍拡ノーを突きつけようと力説。「経済効率一辺倒の新自由主義的農政から人と環境にやさしい農政に。国の責任で農業経営がなりたつように」と訴えました。