和歌山県知事選・松坂みち子氏及ばず

 和歌山県知事選が27日投開票され、日本共産党新人の松坂みち子氏(66)は及びませんでした。当選は無所属新人の岸本周平氏(66)=自民、立民、国民、社民県連推薦=でした。
 松坂氏は選挙戦を振り返り、「よくぞ立候補してくれた」と激励を受けたことや、演説を聞いた県民から「全部私の思いといっしょ。言いたいことを言ってくれた」と共感が広がったこと紹介。県民要求を実現するためこれかも奮闘する決意を表明しました。
 選挙戦で松坂氏は、物価高騰から暮らしを守ることや、福祉充実、子育て・教育を日本一に、ジェンダー平等の4つのチェンジをかかげ、子育て支援3つのゼロ(子どもの国保料・税ゼロ、子どもの医療費は高校卒業までゼロ、学校給食費の負担ゼロ)などを公約に2万8875票(得票率9・38%)獲得しました。
 当日有権者数は78万7438人、投票率は39・86%(前回38・33%)でした。
 開票結果は次の通りです。
当岸本 周平66無新
   24万6519
 本間 奈々53無新
    3万2292
 松坂みち子66共新
    2万8875