和歌山県知事選告示・松坂みち子氏が第一声

 和歌山県知事選が10日告示(27日投票)され、日本共産党の松坂みち子氏(66)が立候補しました。ほかに、カジノにも大軍拡にも憲法改悪にも反対できない無所属で元衆院議員の岸本周平氏(66)=自民、立憲、国民推薦=、軍拡・改憲の政治団体前代表・無所属新人の本間奈々氏(53)が立候補し、新人3人のたたかいです。
 応援に駆けつけた清水ただし前衆院議員は、統一協会との癒着にまともな調査もできず、物価高騰に無策の岸田政権を批判。「自民党が推薦し、仁坂知事が応援する候補者に県政はまかせられない。くらしと福祉、ジェンダー平等の松坂さんで自民党県政を転換しよう」と訴えました。
 ストップ!カジノ和歌山の会の島久美子共同代表は、松坂氏がカジノを止めるため奮闘してきたことを紹介。日本共産党県労働者後援会の琴浦龍彦代表委員は、松坂氏の必勝で、岸田政権、仁坂県政に審判をと訴えました。
 松坂氏は、日本共産党が戦前から命をかけて戦争反対を貫いたことを紹介し「軍事対軍事でなく9条を生かした平和外交を。大軍拡反対の声を和歌山から上げましょう」とよびかけました。また、子育て支援3つのゼロ(子どもの国保料・税ゼロ、子どもの医療費は高校卒業までゼロ、学校給食費の負担ゼロ)などを提案し、支持を訴えました。