大門みきし参院議員が県政・和歌山市政で懇談

 日本共産党和歌山県議団は15日、大門みきし参院議員を招き「憲政学習会」を和歌山市で開催しました。
 大門氏は、岸田文雄政権のコロナ対策を「不十分。小さな業者はやっていけない。支援策はこのままではすまされない」と批判。新自由主義からの転換を訴え「人にやさしい経済のほうが経済成長もするしパンデミックにも強い」と力説しました。
 県議団は、県のコロナ対策について「全員入院の方針で現在ベッドの8割が埋まっている」とのべ、PCR検査センターの機能や、中小業者支援など問題点を指摘。産婦人科医師の不足で深刻な地域医療の状況などを報告しました。また同学習に参加した日本共産党和歌山市議団は、住民投票をもとめ2万を超える署名が提出されたカジノ誘致や、水管橋崩落であらわになったライフライン整備、高すぎる国保料など市政の課題を明らかにしました。
 大門氏は、カジノ誘致について「コロナのもと、他のところでも資金調達できるのかと問題になっている」と報告し、和歌山にも全国のどこにもカジノはいらないと訴えました。