コロナ対策強化を

 和歌山県議会で日本共産党の楠本文郎県議は15日、コロナ対策などで一般質問しました。
 楠本県議は、和歌山県が、コロナ対策の順番を①保健医療行政による感染封じ込め、②病床の確保、③人流の抑制としていることを評価するとともに、県が5月に高齢者施設に対し実施した抗原検査キットによる集中的な検査などのように、大規模検査を地域・場所を限定してでも取り組むよう提案。志場紀之福祉保健部長は「今後も感染拡大地域や施設への重点的な抗原検査キットの配布により感染拡大の防止をはかる」と答弁しました。
 楠本県議は、水防法改正に基づく高齢者施設など要配慮者利用施設の避難計画や避難訓練の状況をただし、安部勝也県土整備部長は、1453施設のうち計画が6割、訓練が5割と報告。楠本県議は急ぎ対応するよう要望しました。また県土整備部長は8月大雨の県営椿山ダムの放流操作について報告。楠本県議は、早め、早めの洪水調整を求めました。
 楠本県議は、各市町村の国民健康保険料(税)の水準統一についてただし、福祉保健部長は2027年の統一にむけ「市町村と議論を深める」としました。