和歌山市にカジノはいらない

 日本共産党の奥村規子県議と和歌山市議団は5月31日、和歌山市役所前で「和歌山市にカジノはいらない」と宣伝しました。
 県議・市議らは「カジノ誘致はきっぱり断念を」と訴えるビラを配布。和歌山市に誘致をすすめるカジノに公募した事業者の1つ、サンシティが「新型コロナの業界への甚大な影響」などを理由に撤退したことなどを示し「新型コロナでカジノは完全にゆきづまり。3密そのもののカジノビジネスはなりたたない」と強調するとともに、コロナ危機から市民の命とくらし、営業を守るためカジノ誘致に躍起になっているときではないと誘致を断念するよう求めました。
 和歌山市の尾花正啓市長はカジノ誘致を推進しており、県から地元同意を求められれば市議会に諮るとしています。和歌山市議らは2年前の選挙広報によると明確に反対の立場をとるのは日本共産党の6市議のみで、賛成は自民党の1市議。他の市議はカジノ誘致にふれず態度を明らかにしていません。