田辺市長選告示

 和歌山県田辺市長選が18日告示(25日投票)され、無所属新人で「市民の声がとどく田辺市政をつくる会」の畑中まさよし氏(69)=日本共産党推薦=が立候補しました。現職の真砂充敏氏(63)=自、公、立民、国民推薦=との一騎打ちです。
 畑中候補は、真砂市政がすすめる新庁舎の建設費が128億円まで膨れ上がっていることを報告。全国にも例のない営業中の商業施設への移転という、県内最大手スーパー「オークワ」の土地購入ありきで進められた計画の見直しを訴えました。またコロナ第4波といわれるなか田辺市内でも感染が広がっていることを示し、市民の命を守るため抜本的なPCR検査の拡充を提案。医療機関や医療従事者への支援や、減収になった商店・中小業者への思い切った支援、全市民にくらし応援の給付金をと公約するとともに、子育て支援ナンバー1のまち、住みよい街づくり、防災対策、農林水産業の振興、ジェンダー平等などを訴えました。
 日本共産党の高田由一県議は、コロナ対策の強化を力説するとともに、新庁舎建設に象徴される市民の声を聞かない市政の転換を畑中候補で実現しようと訴えました。