近畿いっせい宣伝

 日本共産党は11日、近畿各地の駅頭で宣伝し、南海電鉄和歌山市駅前では坂口多美子和歌山市議がマイクをにぎり、政府・与党が歳以上の医療費の窓口負担を現行の1割から2割に引き上げる方針を決めたことを批判。単身世帯で年収200万円以上、約370万人が対象で、「1割負担でもたいへんなのに、高齢者の受診控えに追い打ちをかける」と怒りをもって告発しました。また日本医師会の中川俊男会長も「さらなる受診控えを生じさせかねない」と指摘するなど医療・高齢者団体などから厳しい批判の声があがっていることを紹介。「『能力に応じた負担』を言うのなら、受診抑制をもたらす窓口負担ではなく、税と保険料で大企業・富裕層にこそ求めるべきだ」と引き上げ撤回を要求しました。