小松泰信さんを囲むつどい

 和歌山市の日本共産党西ブロック後援会は11日、「小松泰信さん(岡山大学名誉教授)を囲むつどい」を開きました。
 小松さんは、岡山大学大学院教授だった2016年に農業協同組合新聞(電子版)に掲載されたコラム「隠れ共産党宣言」が反響をよび、定年退職後に入党。今年開かれた日本共産党大会では初めて「赤旗」日曜版を配達してきたと報告し会場を沸かせました。
 つどいで小松さんは「入党してわかったことは、年だからとか、私が入っても変わりませんと言っていた人が日本共産党に入ったとき、迎えたこちら側に力が湧いてくる。入られること自体が多くの人に影響を与える」と強調。専門の農業分野で日本の食料自給率がカロリーベースで成人が1日に必要な2500キロカロリーのうちの基礎代謝にすら届かない1000キロカロリーしかないことを指摘し、「これは明らかに政治の失敗です」と自民党政治に怒りをぶつけました。また「常に希望はある。和歌山でまっとうな政治の流れをつくりましょう。私も岡山でがんばります」と決意を語り、参加者らと懇談しました。