20人学級実現を

 宮本たけし前衆院議員は24日、和歌山県や同県紀の川市、かつらぎ町、九度山町、橋本市の教育委員会と懇談し、20人学級の実現を訴えました。
 宮本氏は、長年取り組んできた20人学級実現のための取り組みをふりかえるとともに、新型コロナウイルス感染症によりいよいよ少人数学級の必要性が切迫していることを力説。全国知事会なども国に要望していることを紹介し、「この問題では、ほとんどの方に異論はありません。財政的措置も含めて実現しましょう」とよびかけました。
 かつらぎ町教育長は、コロナ禍のもと分散授業などの経験をへて「いままでは学級にある程度の人数がいるのではと思っていましたが、ここにきて20人程度と考えるようになりました。目が行き届くなど利点は多い」と賛同。コロナ対策のため退職教員や教育実習にきた大学生などに必死に声をかけ学習指導員を確保するなど同町の取り組みを紹介しました。