県議団がコロナ緊急申し入れ

 日本共産党和歌山県議団は3日、新型コロナウイルス感染症対策について和歌山県に緊急申し入れしました。
 申し入れは、大阪府などで急拡大したコロナが和歌山県内へも波及していることを指摘。感染震源地(エピセンター)を明確にし、その地域の住民・事業所の在勤者の全体に対しPCR等検査を実施するよう国に緊急に申し入れることや、検査を大規模に拡大するため地域医師会の協力を得て各地域に検査センターを設置すること、県予算で地域の中核病院に導入したリアルタイムPCR検査機器を地域の検査に活用できるようにし、検査に必要な人員を県の責任で確保すること、PCR検査を実施している県環境衛生研究センターの人員が全国最少で施設面積も全国一狭いなかで大きな負担を担っていることを示し、センター予算の大幅拡充や人員大幅増など大規模な検査に必要な体制を確保することなど10項目を申し入れました。