新型コロナ感染症対策本部ニュースNO.2

日本共産党和歌山県委員会新型コロナ感染症対策本部に寄せられた情報を掲載します。
 
観光業、特産品、飲食業に大打撃
湯浅町(病院の院内感染発生の頃)ふるさと納税返礼品の受け取り拒否、宿泊施設や外食店などの予約キャンセル、地場産業であるみかん、しらす、醤油等の特産物の販売に大きな打撃。「1日で客1組」(居酒屋)「予約の宴会はすべてキャンセル。普段の客数も通常の3割」(外食店)「初午や神社の餅投げ、施設への和菓子納品などすべてキャンセル」(和菓子屋)「国内・外国人観光客とも激減」(醤油味噌販売店)。みかん農家や鮮魚販売業者からは「湯浅町産というだけで出荷のキャンセルがきた」。
● 白浜温泉旅館組合加盟旅館では、1~3月のキャンセルは7213件(23901人)、損失は3億3372万円。キャンセルの内訳は国内6010件(20660人)、海外は1203件(3241人)で、日本人が国内旅行を控えている。65歳を越えるパート従業員が「もうきてもらわなくてもいいか」などと言われている。
● かつらぎ町観光業者 バス26台あるが、95%が止まっている。例年なら月5000万円の売上だが今は200万円のスクールバス(学校休業中でも全額補償)、100万円の葬儀の送迎のみ。従業員(アルバイト含め50人)は自宅待機。1月の給料はそのまま支払っている。給付金(雇用調整助成金?)の提出書類が複雑。
学校給食停止にともない
学校給食に提供している豆腐屋さん(海南市)。売上が3分の1減った。
地元の八百屋さんなどが給食の食材を提供しており、困っている。
花、農産物も
● 有田川町の地元産品の店 平日は2~3割減。土日は4~5割減。
● 印南の花(スターチス)、バラ農家、注文が激減。今後みかんが売れるのか心配。
● かつらぎ町 ジャバラの販売は半分まで売上げがおちている。
 
マスク不足への対応
有田市はマスク備蓄16万8千枚から3万枚を配布。2月7日に医療機関(25カ所)に250枚ずつ、2月10日には妊娠中の78人に50枚ずつ。その後2月中に、高齢者施設(30施設に300枚ずつ)、障害者手帳所持者のうち呼吸器機能障害、透析、免疫抑制剤を用いている方(135人に50枚ずつ)、医療機関に250枚を追加配布しました。
各市町村の備蓄、対応の状況を調べ、活用を求めましょう。
 
2人の和歌山市職員が感染
 3月18日夜、和歌山市都市再生課職員の感染が確認されたのに続き、19日には市役所の同じ階にある公園課職員の感染が確認されました。和歌山市は職場やフロアーの共有部分を消毒。家族、同じ課職員全員、濃厚接触した人にPCR検査を実施しています。また、本庁と東別館の全職員と家族に連休中(20~22日)の外出自粛要請をおこないました。