奥村規子県議は12日、カジノ誘致などで県議会で一般質問

和歌山県議会で日本共産党の奥村規子県議は12日、カジノ誘致などで一般質問しました。

 奥村県議は、県が宣伝するカジノによる経済効果や活性化について、カジノは庶民が汗水流して働いて得たお金を吸い上げカジノそのものは何も生み出さないと指摘。地域の消費力にマイナスの影響を与え、ギャンブル依存症を増やすと告発し、誘致をやめるよう迫りました。仁坂吉伸知事は「経済の起爆剤となりうる」と従来答弁を繰り返しました。

 和歌山市の芦原地区連合自治会長が同市公共事業で落札業者から「協力金」名目で現金をだまし取ったとされる詐欺事件で、髙松諭県土整備部長は、和歌山市と同様に県職員も同会長に県公共事業の落札業者をあいさつに連れて行ったことや、「寄付」の要請をうけた業者が「寄付」していたことを明らかにしました。また和歌山市職員のどう喝の場となっていた芦原地区特別対策協議会について田嶋久嗣企画部長「(今後)交渉は行わない」と答弁しました。  利用者数3,000人未満の駅バリアフリー化について企画部長は「地域の強い要望があり、地元市町も補助を行う場合は、県も支援をしている」と報告しました。