同和行政の終結をめざす学習会(9日)

「同和行政の終結をめざす会」(駒井俊英会長)は9日、和歌山市の旧同和地区の連合自治会長が公共事業をめぐる詐欺事件で逮捕されるなか、同和行政の終結をめざす会を和歌山市で開きました。

 事件は、連合自治会長が市公共事業を請け負った業者から「協力金」名目で現金をだまし取ったもので、市職員が同自治会長の経営するスナックパーティ券をさばき、業者を同自治会長にあいさつに連れて行くなどし、尾花正啓市長は「(市職員が)不適切な対応をした」と認めました。また和歌山県も県発注工事での調査を開始。「部落差別」永久化法を強行した自民党の二階俊博幹事長が門博文衆院議員とともに自民党幹事長室で同自治会長と握手している写真が報道されるなど事件は泥沼の広がりを見せています。  開会あいさつした駒井会長は「いつまで部落民でおらなあかんのか」と同和行政終結を訴えました。意見交換で、事件の舞台となった地区を回った辻耶須美さんは「よくぞ捕まえてくれた」「自治会長だけで終わらせてはならない」など同和利権への住民の怒りの声を紹介。県議会で旧同和子ども会への高額補助金を追及した雑賀光夫元県議は「問題は公共事業だけではない」と強調し、市職員は「中立的な人権の講習がされているように思わない。逆らえない雰囲気が醸成されている」と告発しました。